最近4Kモニターを購入した。買ったのはJAPANNEXT 28型 IPS 4K液晶モニター JN-IPS2801UHDR。このスペックで一番安そうだから購入したが失敗した。購入したらドット抜けがあった。
JAPANNEXT製 JN-IPS2801UHDRのドット抜け
大きさから少なくとも1,2ドットではないだろう。はっきりわかるような黒い点。製造の過程で不可避的にドット抜け製品ができるので、どんなメーカーでも一定数はドット抜けのモニターがあり、ほとんどのメーカーで低度のドット抜け製品は返品・交換の対象としない規程にしている。ドット抜け製品の数は少なく、文献やPC店の店員の話によればたぶん100台中1~5台程度だろう。そういう意味で私は悪いくじに当たってしまったのかもしれない。3万円以上したモニターなのにドット抜けがあるとブルーになってしまう。
しかし、文献や店員の話を調べていくと、私の場合は運が悪かったというわけでなく、たぶんJAPANNEXTの製品の質が低くドット抜け製品を得る可能性が高かったことが原因だと思う。某PC店の店員の話ではドット抜け商品は近年ほとんどないがJAPANNEXTは異様に多いという。ネット上でのJAPANNEXTの評判は概して悪い。製品の質が低い事が原因だろう。私の買ったJN-IPS2801UHDRはスピーカーも音がなるというだけで低品質な音が出た。必ずPC用スピーカーが必要。
JAPANNEXTは100均のようなディスカウントショップと似たような性質があると思う。このメーカーの特徴は安さだ。他のメーカーよりも安い値段でモニターなどを提供している。スペックと値段だけを見るとなかなかいいと思うかもしれない。しかし使ってみるとドット抜け製品が多かったり聞けたもんじゃないような音を出すスピーカーだったり低品質なものが多い。たぶん安く低級な部品を使っていたり製造工程が低級なのだろう。安かろう悪かろうというメーカーのようだ。ちゃんとした製品もあるんだろうが・・・。
JN-IPS2801UHDRは記載日時で30722円だが、同等スペックの4K 27インチ、HDR10、IPSパネルのものならLG製の27UL500-Wが34020円で販売されている。3298円高いが、この程度ならJAPANNEXT製のモニターより満足度はずっと高いだろう。
JAPANNEXTは確かに安さという点では他のメーカーより優れているかもしれない。しかし低品質だ。100均のように低級な品質なものでもそれなりに使い道があると思う人にとっては価値がある製品もあるかもしれない。一方できちんとした品質を求める人にとっては数千円高くても他のメーカーで買った方がよいだろう。購入代金の5~10%増しでドット抜け保証をやっている販売店もあるが、それだと上の例の場合JAPANNEXT製のモニターを買うメリットはほとんどない。LG製の場合はたぶん保証をつけなくてもほとんどのケースでドット抜けはない。
私は3万円以上も払って4Kモニターを買ったが画面に黒い点があってブルーだった。交換・返金の対象にならず数年はこれを使い続けなければならないのは残念だ。数千円程度高いだけなら他のメーカーできちんとした製品を買った方が満足度はずっと高かっただろう。
みなさんの購入する際の参考になれば幸いである。