Nature論文などの大量の捏造・改ざん・隠蔽工作が認定。矢野裕太の単独犯。伊丹健一郎、伊藤英人の監督責任などを認定。矢野裕太は博士前期課程1年から長期かつ大量に捏造等を繰り返していた。さらに不正の隠蔽工作を行った。矢野裕太「に反省の色は見えず、その行為は極めて悪質」、「本来研究者として当然わきまえるべき研究倫理が欠如していると言わざるを得ない」と断じられた。博士の妥当性や修士論文の調査が行われる。
長期かつ大量の捏造・改ざん、隠蔽工作などの悪質さは阪大・国環研事件と共通する。こういう事はよく起きているのかもしれない。岡川梓・伴金美事件(大阪大学、国立環境研究所)では小学生レベルの非常に簡単な確認と計算で削減率の正当性を確認できるのに、確認後削減率が間違っていたと意図的に虚偽記載して、嘘の情報に基づいた分析結果に全面的に変更し、結論・主旨さえ書き換える大量訂正を行った。大量訂正は原著論文の極めて悪質な捏造の隠蔽の疑いがある。
必ず改善してほしい。