今年もいくつか未解決研究不正事件が解決しなかった。例えば岡山大学では研究不正の調査で黒が白と判断され、告発者が解雇される予定と一部で主張されている。東大の小室一成の疑義も解決していない。東北大学の井上明久前総長の事件は大学での調査開始から数年経っているのに未だに結果が出ない。琉球大学の森直樹の論文捏造事件は未だに学振や文科省に報告されていないのだろう。今でも科研費罰則を不当に逃れている。琉球大学は完全無視だ。
O 30代女性研究者が刑事告発され、ES細胞を盗んだのかどうかは警察が現在も捜査中か。他にも某国立研究所や某国立大学の事件など未解決研究不正事件がいくつもある。これらのほとんどは研究機関が規則を守らない、でたらめな調査をする、黒を白にする、といった不当さが原因で今でも解決していない。
例えば岡山大学の事件は大学が不正を認めようとしていないから、再調査されず、仮に行われても同様の結果になり、告発者が解雇されて終結するのだろう。現在の研究不正の対応制度の現実だ。ORIを作るべきだと前から何度も言っているが国はやる気がないとしか言いようがない。これでいいわけないのだが。
来年は一刻もはやく上のものを含めすべての未解決研究不正事件の不正が認定され、不正研究発表等を行った研究者が厳しい罰を受け、研究費が返還され、公正な調査が行われるように改善するとよい。