最近子供と60代男性(以下、A)のアイドルの話が面白かった。
子供「昔のアイドルはどうだった?ミニスカート流行ってたの?」
子供にとっては女性アイドルというとAKB48のイメージが強いらしい。
A「昔それが流行った時代もあった。」
子供「例えば?」
A「キャンディーズとか。」
子供「知らなーい。」
キャンディーズの演奏
そりゃ、キャンディーズは70年代だから今の子供は知らない人が多いだろう。現代に限らずミニスカートが流行った時代もあった。
子供「ミニスカートはその頃からずっと流行なんだね」
A「80年代は違ったよ。」
子供「例えばどんなアイドルがいたの?」
A「AKB48と同じ素人の女の子を集めたアイドルで、おニャン子クラブというのがあったよ。AKB48と同じで秋元康のプロデュースだったよ。」
おニャン子クラブの演奏
子供「おニャン子クラブはミニスカートはいてないね。」
A「それは流行ってなかったからね。」
子供「それに服装やパフォーマンスが地味。歌もうまくないね。」
A「彼女たちは素人の女子大生とかだから、既存のアイドルと対比して素人さを売りにしてたんだね。それで注目されたんだ。」
子供「AKB48はもっと流行的だよ~。それに歌やパフォーマンスがもっと上手だよ。」
A「そりゃ、おニャン子クラブとは時代が違うよ。彼女達が活躍したのは1985~1987年頃だよ。当時に比べれば現代はかなりハレンチだよね。」
AKB48、リンク先から。
AKB48の演奏、ヘビーローテーション
子供「そっちの方が地味なやつよりいいよ。男はエッチなやつがあった方がいいんでしょ。だから人気があるんでしょ。」
A「それは否定しないけど、子供がいうもんじゃないな。でも、これが今の流行りかもしれないね。昔はこれと真逆のアイドルもいたんだよ。」
子供「例えば?」
A「南野陽子とか。」
子供「知らなーい。誰それ?」
A「1985年頃の人気ドラマスケバン刑事Ⅱでブレイクした人だよ。アイドル四天王の一人。」
子供「スケバン?」
A「不良少女のリーダーの事だね。当時はヨーヨーが流行ったんだよ。」
スケバン刑事Ⅱ、リンク先から
子供「スケバンって怖いじゃん。南野陽子も怖い人だったんだね。」
A「いやいや、これはあくまでドラマの役のイメージ。アイドルの南野陽子はこれと真逆だよ。」
子供「AKB48と真逆でスケバンと真逆ってどういう感じ?」
子供「うーん、イメージが持てない。」
A「ネットで調べると、アイドル時代の南野陽子はこんな感じだよ。」
南野陽子その1、リンク先より
南野陽子その2、「話しかけたかった」演奏中の衣装。リンク先から
南野陽子の演奏、「話しかけたかった」
子供「お嬢様っぽい感じだね。確かにスケバンとは真逆って感じだね。スケバン刑事のイメージと全然違う!」
A『これは「話しかけたかった」という曲にあわせた衣装だから、特にそうだよね。この曲は純真でうぶな女の子のいじらしい恋心と失恋を歌ったものだから。』
子供「AKB48の真逆というのは?」
A「南野陽子とAKB48の衣装を比べればわかるでしょ。」
子供「確かに全然違うけど、これはおニャン子クラブと同じで当時はこれが流行だったから地味な恰好だったんでしょ。」
A「それもあるかもしれないけど、南野陽子はこういうのを売り物にしてたんだよ。清純さ、純真さ、うぶさとか。」
子供「じゃあ、おニャン子クラブも清純さ、純真さ、うぶさを売り物にしてたんだ。」
A「ちがうよ。南野陽子の衣装はおニャン子クラブとも全然違うでしょ。おにゃん子クラブは素人っぽさや身近な感じでしょ。」
子供「うーん。どっちもAKB48と全然ちがうっていうのはわかるんだけどなー。」
A「どう違うの?」
子供「ミニスカートはいてない事とかさ。あと衣装の派手さが違う。」
A「そうそう。そんな感じだよね。だから南野陽子とAKB48は真逆だよね。」
子供「でも、やっぱりそれっておニャン子クラブも同じだから、おニャン子クラブもAKB48の真逆だよね。」
A「うーん。なんだか少しピントが外れてると思うな。」
子供「どこが外れてるの?」
A「両者の衣装を比べてみようよ。AKB48はミニスカートで動画でも水着や下着っぽい恰好で出てくるでしょ。子供にいうもんじゃないけど、セックスアピールを売り物にしてるよね。衣装だって派手でカラフル、アニメやゲームに登場しそうなアイドルのコスチュームで、髪を染めてる子もいるよね。秋葉原にいるアニメやゲーム好きのオタク男子が好きそうな、遊びに夢中な年頃のミーハーな女の子のイメージでしょ。
一方、南野陽子はロングスカートで色は薄い水色やピンクとか大人しい感じの色で、上は全部白でしょ。動画は全身白の衣装だね。明らかに純真さをアピールしたもの。髪型は黒髪のロングのストレートで、かわいらしい感じのリボンをつけてるよね。清純さ、純真さ、うぶなお嬢様のイメージ。これも子供にいうもんじゃないけど、南野陽子はAKB48と違って、肌を見せるようなハレンチな事は人格的にも経験的にも絶対にできないという処女性を売り物にしてるよね。」
子供「そう露骨に言われると、真逆だというのはわかるな~。じゃあ、南野陽子は水着を着た写真や動画はないんだね。」
A「それはあるよ。水着写真を拒否してたら、仕事にならないからね。アイドル時代が終わってからヌードで映画に出た事もあるよ。」
子供「清純なイメージが崩れるじゃん!」
A「年齢相応っていうのがあるから。いつまでも清純さ、純真さ、うぶなお嬢様のイメージで商売を続けるのは難しいんだよ。それにある程度の年齢でそういう写真や映像を残しておきたいという考えや戦略もあるのかもしれないね。こういう人たちは盛りが短いから。」
子供「うーん。わかるようなわからないような。」
A「これは子供とする話じゃないな。教育上非常によろしくない!」
子供「アイドルにはいろいろなタイプがあるのはわかったよ。」
A「現代では南野陽子みたいなアイドルはいないけどね。」
アイドルはいろいろなタイプが存在する。皆さんはどんなアイドルが好きですか?