O 30代女性研究者の研究や調査は会計検査院から無駄と指摘された。それは某国立研究所が不正をうやむやにするために調査を先送りしたり、分子生物学会から検証の凍結を提言されたのに無視した事が影響した。この時のO 30代女性研究者らの態度を見ると、あたかも論文の結論が正しければ研究不正は許されるという感じだった。彼女に限らず、論文の結論が間違っていないから特に問題ないという感じの主張をしばしば見る。
論文の結論が正しくても、研究不正は許されず、不正が認定され、相当の罰を受けるのが自然だと思う。
O 30代女性研究者の研究や調査は会計検査院から無駄と指摘された。それは某国立研究所が不正をうやむやにするために調査を先送りしたり、分子生物学会から検証の凍結を提言されたのに無視した事が影響した。この時のO 30代女性研究者らの態度を見ると、あたかも論文の結論が正しければ研究不正は許されるという感じだった。彼女に限らず、論文の結論が間違っていないから特に問題ないという感じの主張をしばしば見る。
論文の結論が正しくても、研究不正は許されず、不正が認定され、相当の罰を受けるのが自然だと思う。
結論は間違っていないから、不正ではないと説明される事がある。昨年の山中伸弥氏の時もそうだった。
では研究不正が指摘されて論文の結論に影響がある事が判明したらどうなるのだろうか。
論文の結論が間違っていたら撤回が当然だ。
「一般的に科学界では、不正を指摘された上で論文を取り下げることは、研究者生命にもかかわるという。」(0テレニュース 2014.4.10)
研究不正が指摘されて論文の結論に影響がある事が判明したらどうなるのだろうか?
韓国の天才少年ソン・ユグンは韓国の最年少博士になると報じられた。しかし、論文盗用が指摘され、撤回に。他の報道。論文と撤回公表。リトラクションウォッチの記事。
才能があるかわからないが、最初から盗用で研究者生命が絶たれたら悲しい。
そういえば天才といえば少し前に韓国で天才少女の誤報があった。韓国の盗用だと教授約200人が他人の著作を盗用して摘発された事が報じられた。
韓国教授約200人が他人の著書の盗用で摘発された。韓国は大規模不正でも摘発するからまだいい。日本ではO 30代女性研究者の出身大で大量のコピペ博士論文が見つかったのに、ほとんどの人が学位取り消しにならなかった。他にも某国立大学などで大量不正を認定しなかった事件があった。
思えば、世界三大研究不正だって犯人と故意の捏造を公式認定していないO 30代女性研究者の事件だけだ。
いかにも日本らしいやり方だ。改善しないといけない。
今日もがんばろう!
今日もがんばろう!
NHK クローズアップ現代、2013年放送
この事件は現在臨床研究の統計解析を担当した白橋伸雄元ノバルティスファーマー社社員の公判が行われている。動画では誰が操作を実行したかわからないと述べられているが、検察は白橋伸雄氏のUSBメモリーのデータを特殊な技術を使って復元し、改ざんした証拠を押さえた。他にも大学の医師が改ざんに関わったと報じられた。現在まで日本の研究不正で刑事事件で起訴された唯一の例。
NHKが白橋伸雄氏の自宅に直撃取材した様子が動画の8:19頃にある。O 30代女性研究者の時もそうだが、どうやって自宅を調べたんだ?マスコミの調査力はすごい。
動画のとおり、詐欺的な販促で巨額の売り上げを達成したが、その返還の話は消えてしまっている。営業を担当した藤井幸子氏(他)や青野吉晃氏などの責任追及も消えてしまっている。
ノ社は白橋伸雄氏だけをトカゲの尻尾切りにして逃げ切るつもりだろうか。
今週もがんばろう!
佐藤能啓(Yoshihiro Sato、医療法人 昌和会 見立病院 副院長、元弘前大学教授)、岩本潤(Jun Iwamoto、慶應義塾大学非常勤講師)らの論文疑義についてリトラクションウォッチで追加報道された(写し)。本ブログも前に報じた。その1、その2。日本の研究機関でどれほど調査が進んでいるのか、そもそも実施しているのかは不明。
学位論文に不正があった場合に学位を取り消すべきかは議論になるかもしれない。O 30代女性研究者(以下 O)の博士論文は序章の部分に約20ページほどの盗用があり、世間は取り消し相当と批判したが、某有名大学の調査委員会は学位維持と結論した。その後、総長が猶予付きの取り消し処分とし、先月末あたりで取り消しが決まった。
Oの博士論文の調査を行った委員会は取り消しのためには、不正と学位授与との因果関係がなければならず、序章の部分のみに剽窃があったから取り消しとしないと判断した。もう一つの理由は学位の取り消しは就職や学歴の基礎の破壊になり影響が大きいので条件を厳しくしたという事だった。
世間は某有名大学の判断を猛烈な批判したし、私もOの博士取り消しは相当だと思うが、学位取り消しが就職等に大きな影響を与えるので条件を厳しくするという考えは少し理解できる。学位取得は学部や大学院の卒業と同等の意味があり、それの取り消しは卒業取り消しと同じだ。大概の人は学歴を基礎に就職しているので、不正による学位取り消しは最悪の場合解雇になり得る。実際に某国立大学では不正取得の博士号をもとに採用された事を一つの懲戒事由として某トルコ人助教を懲戒解雇相当にした。
学位論文に不正があれば相当の懲戒処分を受けても仕方ないと思うが、少しの不正で学位取り消しにしてしまうと罰と不正が釣り合っていないと思う。よく入試や資格試験で不正があれば不合格、合格取消しになるから、学位審査も同様にすべきだという主張があるが、これからは主に現行犯かそれに近い状態で不正が取り締まられ、その後に積み上げた要素がなく、キャリアを台無しにするおそれのある学位取り消しとはその点で質的に異なる。事後的な学位取り消しの方がもっと条件を厳しくした方がよいのではないか。
それに少しの不正なら相当の処分を受けるかもしれないが、その時の審査は不合格になっても、大概は書き直して再提出し、再審査される。だから、少しの不正なら学位論文の事後的修正でもいいかもしれない。
では、学位取り消しになる不正とはどのようなものか。Oの出身大学や某国立大学の例を見ると、論文の結論に影響が出てしまった場合は取り消しの一つの基準かもしれない。某国立大学は不正のあった複数の博士論文のうち、不正で論文が成り立たないものに限って博士取り消しとした。この考えはOの出身大の考えと基本的な部分が共通する。一般の査読付き論文でも結論に影響があると撤回になるので、この場合は取り消し相当かもしれない。
ただ、Oのように結論に影響がなくても大量に盗用したり、重大なデータや結果に不正があった場合は取り消し相当だと思う。
実際にどの程度で取り消しになるかは調査委員会が不正の態様に応じて判断するしかないが、取り消し相当でない不正の範囲を広げ過ぎない事は重要である。そうでないと不正な方法で学位取得する危険が増す。
私は学位論文の不正をよいと思わないが、不正による事後的取り消しは要件を少し厳しくした方がいいのではないかと思う。
今日もがんばろう!
今日もがんばろう!
渡辺明が竜王に復位した。羽生善治は渡辺明を倒して永世八冠になってほしい。
ディオバン臨床論文改ざんや基礎研究捏造で懲戒解雇された松原弘明が淀川若葉会病院院長になった。人体実験の批判が報道され、ディオバン事件や基礎研究の捏造で京都府立医大を懲戒解雇相当になった後に徳洲会に拾われて奄美大島の名瀬徳洲会病院で勤務したのは報道で知っていた。まさか病院長になれると思わなかった。東大分生研事件の悪質な論文捏造で諭旨解雇相当になった北川浩史は退職後にえばらサンクリニックの雇われ院長になり、ここは小さな診療所で、不正で辞めたためかプロフィールで元群馬大学教授の経歴を隠していたが、松原弘明は元京都府立医大教授の経歴を隠していない。それはいいのではないか。
それにしても医学系の人事はどうなっているのだ?関連不正事件で諭旨解雇相当になった村山明子も医師だから、そのうち復活するのか。同じく捏造の責任をとって筑波大学を辞めた柳澤純は薬剤師か?そちらの方で復活するのかは不明。国立環境研究所を雇い止めになった立石幸代は医師や薬剤師の資格があるのか不明で、復活は全く確認できない。
大学を懲戒解雇相当となった後に罪を償って復活する事はよいと思うが、松原弘明はディオバン事件の真相を明らかにした感じがしない。
論文捏造、改ざんで筑波大学を諭旨解雇相当になった柳澤明子(村山明子)が柳澤ファミリークリニックを運営。院長をやっている。筑波大学に勤めていたときは旧姓の村山姓を使っていたが、その名前は悪質な捏造、改ざんをやってしまった汚名をかぶってしまったので、検索などで少しでも不利益を被らないように柳澤姓にしたのかもしれない。ちなみに、同じく論文捏造で筑波大学教授を辞職した柳澤純は夫で、東大分生研事件でも悪質な捏造、改ざんを行った。柳澤純は筑波大学から停職6月相当と宣告された。離婚はしていないようだ。
柳澤明子は医師免許を持っているので、どこかの病院等で勤務するかもしれないと思っていたが、開業の道を選んだ。同じ「あきこ」という名の上原亜希子は悪質かつ大量の論文捏造で東北大学を懲戒解雇され、控訴審で敗訴後に歯科医師となり仙台であおい杜在宅歯科クリニック仙台中央を開院したと予想。上原亜希子は理事長。最近松原弘明が淀川若葉会病院長になった事を紹介した。医師免許や歯科医師免許を持っていると開業したり、病院に雇われて生計を立てる道もあるようだ。
一方、資格を持っていない人の再就職は不明。
例えば柳澤明子らと同じ事件で悪質な論文捏造、改ざんの責任を公式認定された立石幸代元国立環境研究所ポスドクは同研究所を雇い止めになった後にどうなったのか不明。全く情報がない。
O 30代女性研究所は資格を持っていない・・・。
加藤茂明氏も資格を持っていない。加藤茂明氏のその後を紹介した事があり、現在は福島県で活躍している。復活について執筆したが不評だった。加藤茂明氏は上の人たちと違うと思うが、復活に対して厳しい意見の人たちが多い。
今週もがんばろう!
岡山大学、研究不正の告発者を解雇するという。陳述書。停職後に長期間の自宅待機命令が出ていた。前から心配していたが、まさかこんな事になるとは。大学側は告発とは無関係というに決まっているが、関係があるというか、報復のように見える。
一部では岡山大学の調査は黒を白にするような内容だったと指摘されている。
仮に不正でなかったとしても合理的疑義なのに告発者を解雇したら、極めて不当だ。こんな暴挙が許されたら、恐れて誰も告発しないだろう。告発したら不当な調査で握りつぶされるだけでなく、嫌がらせ、さらに懲戒処分や解雇。
「研究不正の告発なんてでたらめな調査で握りつぶしちまえばいいんだよ。研究機関が白といえば白になるんだからさ。
告発してくるやつらは嫌がらせをして、それでもだめなら懲戒処分や解雇で追い出してしまえばいいんだ!」
こんな理不尽な事は絶対に認められない。某国立研究所や某国立大学もひどかったが、岡山大学は比肩するほどひどい。
こんな扱いでは日本の研究機関に未来なんてない。
やはり、被告発者の研究機関に調査を任せたり、拘束力のない規則ではだめですよ。
岡山大学の解雇は必ず裁判になるだろう。告発者側が必ず勝訴してほしい。
今日もがんばろう!
諦めず続けたとか、決定的なピンチになった時に助けてくれる人が現れたとか、日本人は人情や努力みたいな話が好きなのだろう。水戸黄門等の時代劇で親孝行の娘が病気のおとっつぁんを助けつつ努力し、それを苦しめる悪代官と悪徳商人を水戸黄門が成敗して彼らを助けるのは日本人に受ける典型的なパターン。
上の大成功のニュースも最初はそういう形で伝えられたと思う。