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データ捏造で解雇された研究者が復讐で二人の男性を狙撃

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データ捏造で解雇された研究者が復讐で二人の男性をショットガンで狙撃する事件が発生した[1]。狙撃したのはHengjun Chao(49)で第2級殺人の容疑をかけられた。Hengjun Chaoは元マウントサイナイ医科大学助教授(assistant professor)。

Hengjun Chaoは中国出身、Peking Union Medical Collegeで医学の学位を取得。1997年にアメリカへ移住。2002年10月からマウントサイナイ医科大学助教授として勤務したが、Dennis S. Charney学部長(65)から研究不正(データ捏造)を理由に解雇通知を受け2010年3月に正式に解雇された。

狙撃を受けたDennis S. Charneyは命に別条はないという。よかった。

それにしても恐ろしい事件だ。本当にそういう事があるとは。データ捏造で解雇されたのは自業自得。身勝手も甚だしい。訴訟もやったみたいだし、よっぽど悔しかったのだろう。

日本では研究不正で解雇された人はほとんど前向きに生きていると思う。特に加藤茂明氏はすばらしいと思う。医師や歯科医師の免許を持っている人はその仕事をやっている事が多い。

悪い生き方をしている人というと森口尚史(48)は研究不正で解雇された後に虚偽の所属、共著者、内容で論文を発表し続け、全く反省していない。Hengjun Chaoのように復讐のために犯罪をしないだけまだマシかもしれない。そういえば森口尚史とHengjun Chaoは近い年齢だ。悪い性格や生き方と何か関係が!

FFPで解雇になったのは自業自得なのに他の人のせいにして復讐で犯罪をするなんて非常に愚かだ。

参考
[1]ニューヨークタイムズ、2016.8.29、これを全般的に参考にした。


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