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Channel: 世界変動展望
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仲良くしろよ!その方がお互い幸福だ。

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昔は世界名作劇場が放送されていた。その中で仲直りの大切さを描いたものがあった。

"雪のたから"(パトリシア・M・セントジョン)が原題の「アルプス物語 わたしのアンネット」ではアンネットとルシエンの事件が一例。

画像1 アンネットの弟ダニーを誤って谷底に落としてしまうルシエン - 世界名作劇場 「アルプス物語 わたしのアンネット」

 画像2 アンネットにひどく恨まれるルシエン - 世界名作劇場 「アルプス物語 わたしのアンネット」

ルシエンはアンネットの弟ダニーを谷底に落としてしまって一生歩けない大怪我を負わせてしまう。これは大罪です。当然アンネットに酷く恨まれてしまいました。




画像 3~6 ルシエンへの恨みから、和解のために一生懸命作ったルシエンの木彫りの馬をわざと壊すアンネット - 世界名作劇場 「アルプス物語 わたしのアンネット」

アンネットは恨みから画像3~6のような暴挙に・・・。






画像7~11 ルシエンを憎む気持ち、ひどい仕打ちをした気持ちから苦しみ、夢でうなされ、たまらず目を覚ますアンネット - 世界名作劇場 「アルプス物語 わたしのアンネット」

アンネットはルシエンを憎み、排除していたが、その事で自分も苦しんだ。上のように悪夢にうなされた。排除していても、アンネットの心の中にルシエンがいたからだ。リアルの関係が悪いと、夢の中でもその心理が影響して悪い夢をみる。せめて夢の中だけでも仲良くすればいいと思うが、夢とは自分で制御できないものだ。

たぶん似たような事は、多くの人が抱えているのではないか。

嫌いだ!憎い!そんな負の気持ちを抱えてその人を排除しても、あなたの夢の中にその人が現れて、リアルと同じように悪い関係になる。

あなたの心にその人がいるから。

解決するには、きちんとリアルでも仲直りすべきだ。




画像12~14 ルシエンに助けられ和解するアンネット - 世界名作劇場 「アルプス物語 わたしのアンネット」

ルシエンをひどく憎み排除し、辛く接していたアンネットもさすがに負の関係に耐えられなくなってきて、自分の間違いに気付きルシエンを許しかかる。きっかけは雪の日に遭難したアンネットをルシエンが助けて和解。

「赦し合い、分け合い、助け合う時にこそ本当に幸せになれるのだということを2人はしみじみと感じたのでした。」(世界名作劇場 「アルプス物語 わたしのアンネット」のナレーション)

というナレーションの言葉にキリスト教文学のこの作品の主題はすべて言い尽くされています。ひどいことをされたからといって、相手を憎み続けて排除するより、きちんと和解した方がよいということです。

こういう考えは現代の日本ではあまりとっている人がいませんね。

そういえば似たような状況を昔、物語で読んだ事がある。


画像1 アン11歳、ギルバート13歳。 - 世界名作劇場、赤毛のアン 教室騒動の回より

アンはいわゆるツンデレで上の事件から5年間無視し続けた。ギルバートとは勉強で好敵手。赤毛のアンの最後で和解した。


画像2 アンとギルバートの仲直り - 世界名作劇場 赤毛のアン 最終回より

確か最後にアンが「ギルバートと私はずっと敵同士だったのよ。でも、これからは仲良しになる方がずっと意味があると思うようになったの。」と言っていた。

アンとギルバートのような状況では山崎朋子氏の「虹を渡って」を思い出す。

虹を渡って (作詞・作曲 山崎朋子)

--   僕は 傘を たたんで 空を 見上げ 歩いていく 今 心の中に 降る雨も 明日には やむだろう

 

涙は いつか 笑顔にかわる 笑顔はまた 涙を呼ぶ 人はそうして 生きていくんだ 出会いと別れ くり返して…

 

届け 僕の思いが 遠い君のもとへ 離れてても 会えなくても 夢を探す旅を続ける

 

そんな時の彼方に 光る未来がある 輝いてる その場所にも 虹が空に かかるだろう

 

心の中に あふれる想い いつか 伝える その日まで 遠く 長い道を 進むんだ きのうと 今日を 重ねながら…

 

虹が 輝いている 軌跡 えがくように あの空まで あの雲まで 思いきり 飛んでいきたい

 

強い 想いは 必ず かなう日がくるから その時まで 歩き続けていく 未来を信じて

 

未来へ続く 七色の虹を渡ろう

 

--
作詞・作曲 山崎朋子、リンク先より)

私は山崎朋子氏の合唱曲が好きで、宝石のようにきれなピアノ伴奏と純粋な詞がとても好きだ。合唱のカテゴリーで何度か紹介した。山崎朋子氏は中学校の音楽の先生だったと思う。だから、主に中学生が歌う合唱曲の作製が多い。一般や大学の合唱団になると、伴奏がオーケストラで、宗教音楽とかやたら高尚な合唱曲が主流になるが、私は中学生くらいが歌うようなピアノ伴奏と純粋な詞の合唱曲の方がずっと好きだ。こっちの方が聴くのも歌うのもずっと楽しい。

ギルバートは長期間仲直りしたいと思って、がんばっていた。

そういう強い想いがかなって、ギルバートの想いがアンに届いたという事だろう。

アンとギルバートの間には大きな虹がかかった。

たぶん、似たよう状況の人は世の中にたくさんいるんだろうね。

リンク先より

今日のある人とその人の心には雨が降っている。

しかし、いつかその雨がやんで、

ある人とその人の明日と心に大きな虹がかかるとよい。

そういう日がくる事を願っている。


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