大野里奈(Satona Ohno、筆頭著者、経歴、1981年頃生まれ、現在約35歳)カルフォルニア大学デービス校ポスドク、元東大医科研院生がUCデービス校の所属研究室から名前が消えた事がわかった。2016年9月26日、2017年1月25日の研究室メンバー。大野里奈の名前は元所属者一覧にあり、2016年までポスドクだったと明示されたので離職したのは確実。
大野里奈はUCデービスのStephen Kowalczykowski 特別教授の研究室のポスドクだったが、昨年に意図的な画像加工が発覚し論文が撤回された。現在東大で本調査中。明らかな画像加工で不正と公言されて論文が撤回された。責任著者は意図的な改ざん等はないと回答して争っているのだろうが、筆頭著者の解雇、雇い止め、辞職があったなら事実上不正を認めたといえる。
もちろん直接的に言えるのは離職したという事で辞職や解雇ではないかもしれないが、その可能性はあるだろう。東大医学系などの不正事件は規定上本調査が終了した頃だが、おそらくまだ調査を続けるのだろう。不正が認定されるのは濃厚だと予想されている。今年認定される研究不正では最も大きなものの一つになるだろう。
そういえば京大再生研の事件は現在どうなっているのか。マスコミは全然報道しないので現状不明。調査していないのかもしれない。こちらも重大な問題だが、現状はまったく不明。
公正な調査を期待する。