斎藤祐司が論文捏造、改ざんで日本麻酔科学会を永久追放された。昨年5月に海外のエディター連合から斎藤祐司の論文に捏造の疑いがあると麻酔科学会に通報があり、約40編の論文を調査。その結果、データの改ざん又は捏造がほぼ確実に判定できる論文が数編あり、研究倫理に著しく問題がある論文も数編見つかったという。
理事会声明によると斎藤祐司は調査開始段階で同学会に退会届を提出し、同学会は法令及び定款上受理せざるを得なかったが、調査結果を受けて同学会は麻酔科医および研究者全般の信用を多大に失墜させ、国民への安全な医療提供にも多くの悪影響を与えた斎藤祐司には、麻酔科医師、研究者としての資質に著しく欠けると判断し、永久に日本麻酔科学会への再入会を認めないこととした。
斎藤祐司は藤井善隆(写し)の世界記録捏造でも捏造論文の共著者で
『斎藤祐司氏 38 編(筆頭論文11,共著論文27)
藤井氏とは全く別に研究を行っており,研究自体に協力したことはない.それにも関わら
ず,共著者となっているのは,お互いに業績を増やすために論文に名前をいれあうとする約束を結んでいたからである.[1]』
と公表された。ギフトオーサーシップは不正。このような行為は慣行でも認められていない。さらに患者の同意を得ない研究で論文が撤回になった事もあった。
不正を続ける者は倫理意識が欠如しているため、たくさん不正を行う。藤井善隆だけでなく斎藤祐司も同類だった。世界記録捏造が発覚した時、斎藤祐司は捏造の責任を免れるためにギフトオーサーを自白したのではないかと疑った。不正論文の数からいって藤井善隆の捏造に気づいていなかったのは不自然だと思ったからだ。
今回の調査で斎藤祐司も捏造、改ざんを行っていた事が判明した。疑義論文数が約40編だから、かなり多い。藤井善隆も斎藤祐司も麻酔科医で、世界2位の撤回論文数を持つヨハヒム・ボルドやSTAP事件で有名なチャールズ・バカンティも麻酔科医。なぜ麻酔科医にこれほど捏造犯がいるのかは不明。
2016年10月にいわき市の社団医療法人呉羽会 呉羽総合病院に麻酔科部長として着任した人で齋藤祐司(写し)という名の人がいる。
斎藤祐司は日本麻酔科学会から麻酔科医、研究者としての資質が著しく欠けると判断され、同学会から永久追放された。永久追放されたのは藤井善隆に続き二人目。
学会から公式にこのように公言されてしまって医師を続けられるのかと思うかもしれないが、もっとひどい扱いだったは藤井善隆は産業医や保健衛生のコンサルタントとして活動を続けている。だから斎藤祐司も何らかの形で活動を続けるかもしれない。
悪質な捏造で懲戒解雇になった松原弘明は淀川若葉会病院の院長を務めたし、北川浩史(関連)はえばらサンクリニックの雇われ院長になり、柳澤明子(村山明子、関連)は柳沢ファミリークリニックの院長になり、岡嶋研二(関連)は名古屋Kクリニックの院長になり、上原亜希子(関連1、関連2)はあおい杜在宅歯科クリニック仙台中央を開院した。
医師、歯科医師免許を持っていると捏造しても仕事を続けられる人が多いかもしれない。