ここ2年はネットで大騒ぎされるような研究不正はないような気がする。かつてはコピペ捏造がよく摘発されていたけど、日本のものはめっきり少なくなったように思う。ネカトハンターの摘発で少なくなったのかもしれない。研究不正が少なくなったのならいい事だ。私は研究不正の独自調査をやってネットで公表する事をやらない。記事はできれば研究公正に役立ってほしいと思う。
最近はOrdinary_researchers氏や匿名A氏といった優秀なスターネカトハンターが活動していないし、PubPeerを見ても日本の研究不正は余りない。きちんと通報しても東京大学医学系や大阪大学などの対応をみるとやる気無くすのかもね。そういえば数年前に比べると、日本の論文の撤回公告も盗用とか二重投稿の言及を避けたようなものが多くなったのかもしれない。数年前までは、端的に盗用などを言及する日本の撤回公告を見たけど、最近はほとんど見ない。ネットで記録が残るのを恐れているのか。
研究不正の公表も氏名公表が原則なのに非公開にしている事も多く、最近の東北学院大の公表なんて捏造とか盗用などの種類さえ明らかにしなかった。
私もブログでは実名でなくイニシャルに変更した。他の研究不正の言論者の対応にあわせて変更したんだけど、ソースを紹介する必要性から、ほとんど氏名秘匿は意味ないような扱いしかできない。新聞などは実名を扱っている事もあるし、疑義段階でも実名、写真を扱ってる事もあるので、どこまで扱うのかは難しい。
主にコピペ捏造の摘発を長く続けてきたが、これほど騒がれても最近のネイチャーのコピペ捏造を見ても、同じような事を続ける人は続けるんだよね。いいかげんな査読で論文掲載して、捏造がばれそうになるとメガコレクションで隠蔽するとか、同じような事が何度も繰り返されている。大学でなく第三者調査機関を作った方がいいとか拘束力があって実効性のある規則を作った方がいいとか、何度も同じ事を主張したが実現せず、改善が見られないのは悲しいことだ。