Ronald L. Reyes(経歴1、2、3、公的研究費、フィリピン)、澤村正也(Masaya Sawamura、遅れなしで1961年頃生まれ、責任著者)北大らの捏造、改ざんが認定された。論文は撤回。Ronald L. Reyesは2022年5月に北大を退職。
4本の論文について捏造519件、改ざん317件、合計836件もの大量の捏造、改ざんが認定された。発生原因はRonald L. Reyesが特任助教として採用された事で早期に成果を出さなければならない事に対する焦りや実験ノートの確認不足、ミーティング資料と実験ノートにる裏付けの不備、論文投稿前の再現実験等による確認の不備、不正行為の有無を確認する意識の鈍麻、論文投稿時の必要書類と確認体制の不備など[1]。
この事件は昨年に注目され本調査が行われていた。同じ有機化学分野で伊丹健一郎ら捏造が騒がれていたので注目された。サイエンスの論文の捏造のため社会的影響が大きかった。Ronald L. Reyesの単独犯。澤村正也は管理責任。Ronald L. Reyesはすでに退職したため懲戒処分不可、澤村正也は処分を受ける見込み。NHKによると匿名告発らしいが、どうやって内部告発とわかったのだろう?学内の人しか出せない匿名投書先があったのだろうか。
大学公表(写し)、調査結果(写し1、写し2)
Yahoo、北海道新聞、朝日新聞、時事通信、HTB北海道ニュース、NHK、産経、日経、毎日、室蘭民報社、
2017年9月の論文にも捏造、改ざんが認定。Ronald L. Reyesは2019年9月に博士取得。博士の不正取得はないのか?大量の不正を長期にわたって行っていたので、博士論文にも捏造、改ざんがありそうだ。北大は学位規程に基づいて適切に対処すると公表。
参考
[1]北大調査結果、