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内田真紀子、高岡清佳 元昭和大の博士が捏造等のために取消!

内田真紀子(Makiko Uchida)、高岡清佳(Sayaka Takaoka)元昭和大学の博士(歯学)が捏造等のために取り消された。2023年2月15日付で取消。内田真紀子と高岡清佳が筆頭著者の論文について責任著者である岩瀬正泰の不正行為が認定され撤回勧告され、それが博士論文の基礎になっていた。以前から博士取消について審議されていたこの事件は懸念表明が出されていて私は通報したが、すでに学術誌から通報されていた事件だった

学位取消公表写し)、調査結果

内田真紀子の博士論文高岡清佳の博士論文

この事件は不正の実行者が指導者だった岩瀬正泰だったのだが、内田真紀子と高岡清佳が筆頭著者の論文が捏造を理由に撤回勧告され、その論文が博士論文の基礎になっていたので学位取消となった。井下真利元徳島大中山理加元東京女子医大の博士が基礎論文の間違いで撤回された事を理由に取り消されたことがあり、不正行為がなくても学位取消が行われる事がある。学位の名誉を汚す愚行があった場合に学位取消できる規則がある。たぶんそれに該当するということだろうが、不正行為がないのに学位を取り消すのはやりすぎという意見もある。

内田真紀子と高岡清佳の基礎論文は捏造があったが実行者が別人だったという事件。内田と高岡は筆頭著者だったので責任があるのかもしれないが、こういうケースも博士が取り消されるのが適切なのだろうか。昭和大学の教授会の審議で決まった事なので、取り消される他ないのだろう。確かに基礎論文が撤回されてるのに学位があるというのは妙な気もするのだが、こういう扱いも大学ごとになってしまうのか。


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