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笹井芳樹がストーリーを作り、小保方晴子がデータを捏造、2人がぐるになって不正を行ったのか?

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■退職願受理、調査影響も

 「論文にあった根拠となるデータの根本部分が検証実験でゆらいでしまった」

 丹羽氏は、会見で淡々と語った。では、論文に載ったSTAP細胞からできたとされるキメラマウスや様々な組織は、何だったのか。理研は9月以降、外部有識者からなる調査委員会を立ち上げ、疑惑の解明を進めている。

 研究不正に詳しい愛知淑徳大の山崎茂明教授は「(実績のない)小保方氏が論文のストーリーを作ったとは考えにくい」と指摘。だれが研究の筋書きを作ったのかや十分に再現性を確かめずに発表してしまった経緯について「著者らが社会に対する説明責任を果たす必要がある」という。

 しかし、小保方氏を指導した理研発生・再生科学総合研究センター(当時)の笹井芳樹副センター長が8月に亡くなり、小保方氏本人も理研を去る。

 「退職を認めることは隠蔽(いんぺい)につながるのではないか」との質問に、理研の坪井裕理事は「退職願を受理することについて調査委員長に確認し、『調査に支障はない』という返事をいただいた」と説明する。

 これに対して、榎木英介・近畿大医学部講師は「理研は(小保方氏の)辞職で幕引きをはかっているように見える。本来は検証実験の前に研究不正を明らかにし、処分を出すべきだった。小保方氏だけが知り得ることも多く、調査への影響はあるだろう」と話す。

([1]より)

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STAP細胞論文はストーリーに沿ってデータを捏造した可能性がある。この点は前にも紹介した。山崎茂明氏は実績のない小保方晴子がストーリーを作ったとは考えにくいと指摘。


NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層

論文を読む限り、ストーリー作りや説得的なデータ提示などの論文構成を行ったのは論文執筆に長けた者が行ったと推測され、未熟な者の仕業ではない。だからストーリー作りなどを行ったのは小保方晴子ではなく笹井芳樹である可能性が高い。Nスペでも笹井芳樹は論文執筆の天才と言われ、笹井が関与してから大幅に改訂され論文が掲載されたという経緯が紹介された。一方で掲載された図表の7割以上に疑義や何らかの不自然な点があると指摘されている。これは作り方の杜撰さからいって、未熟な者の仕業と推測される。これは笹井芳樹ではなく小保方晴子が行った可能性が高い。

論文執筆は笹井芳樹と小保方晴子の二人三脚で進められた。笹井芳樹がストーリーを作り、それに沿ったデータを小保方晴子が捏造して論文を作ったという見解がある。Nスペで専門家たちが笹井はデータを疑ってもいなかっただろうと述べているが、笹井と小保方がぐるだったり、笹井がデータの虚偽性に気づいたのに黙認した可能性を否定できない。Nスペで言及されたように、キメラマウスにTCR再構成が確認できず、T細胞→STAP細胞→STAP幹細胞→キメラマウス、というストーリーが成立しないのに笹井が見直さなかったのは不自然だ。それに図表の7割以上に疑義や何らかの不自然な点があったのに、笹井ほどの優秀な研究者が執筆に関与して見落としたのは不自然だ。

笹井は2月中旬の疑義が発覚した頃にテラトーマ画像等の流用疑義について気づいたのに重要な問題である事を調査委員会に伝えなかった。笹井はテラトーマ画像等が小保方の博士論文に由来する事について博士論文のデータは未発表で、論文で再使用する事は問題ではないので、重要な事と調査委員会に伝えなかったと弁明したが、それは捏造の問題を自己剽窃の問題にすり替えた不適切な弁明で、不正の隠蔽やごまかしだ。未発表データでも虚偽データを発表できないのは当たり前で、由来が博士論文とわかった時点で捏造の問題を笹井が知らなかったはずがない。笹井芳樹は不正の隠蔽を行った。

また、論文執筆や成果宣伝に過度に関与した事など不可解な行動が疑義を強くした。

たぶん公式には小保方晴子の単独犯と認定されるだろうし、これは私の憶測に過ぎないが、以上のような事を考えると、私は笹井芳樹がストーリーを作り、小保方晴子がデータを捏造し、データの不自然さに笹井が気づいていた上で論文を発表したのではないかと思う。一言でいうと小保方晴子と笹井芳樹が実質的にぐるだったのではないか。笹井芳樹が自殺したのは、マスコミや世間のバッシングの強さや内部批判、リーク等の裏切りに追い詰められたという要因があっただろうが、一番大きな理由は自らが研究不正に関与してしまったので、これ以上の追及で不正を暴露され責任を問われる事から逃げたかったのかもしれない。

こう考えると、笹井芳樹ほどの優秀な研究者がなぜそこまでやるの?と思う人は少なくないだろう。笹井芳樹の研究者としての評価や業績はかなり高く、不正に関与してまでSTAP細胞を発表しなくてもいいと思える。スペクター事件のラッカー氏のように、研究発表でノーベル賞を共同受賞できた可能性があるならまだわかるが、STAP論文を発表してもその事で笹井がノーベル賞を受賞する事はない。

それなのにいったいなぜ?ある可能性は上のNスペでも指摘され批判を受けたが、私は嫌いなので言及しない。




2014年12月12日頃、美容院から出てきた後の小保方晴子 とくダネ!より

小保方晴子は非常に悪質な捏造を行って甚大な損害を与えたのに、何の説明や謝罪もせず、未だに逃げ続けている。まるで犯罪者のようだ。国内法の刑罰法規に抵触しないというだけで、不正の悪質さは重大な犯罪と変わらない。美容院でいくら外見を美しくしても、このような様を見ると小保方晴子は非常に醜い。小保方晴子の論文を読めば実力が乏しい事もよくわかる

人を見るときは中身を見ることが非常に大切だ。小保方晴子はその典型だ。何も説明せず、論文等の訂正、撤回すらせず逃げ続けている者は他にもいる。公正な行動をしないといけない。

参考
[1]細胞塊1800個、全て失敗 万能性「証拠得られず」 STAP検証 朝日新聞 2014年12月20日 写し.


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