平素より、日本女子プロ将棋協会(以下LPSAと表記)に
ご理解とご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。
この度、当協会所属の中井広恵六段(会員:植山広恵)がLPSAを退会することとなりましたので
お知らせいたします。
過日、中井六段より退会届が提出されたことを受けて、
LPSA理事会は本人の意向を尊重し、昨23日付をもって正式な退会を受理することと致しました。
なお今後、中井六段はフリーの女流棋士として活動して参ります。
(中井六段の詳しいプロフィールはこちら)
以下に中井六段からのコメントがございますのでご覧ください。
これまで応援してくださったファンの皆様には大変申し訳なく、心苦しいばかりですが
今後とも、中井広恵六段の活躍に期待し、応援のほどよろしくお願いいたします。
LPSAの公表、2014.1.24
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前から可能性を考えていたが、中井はLPSAを退会した。この件は報道1、報道2、報道3-1、3-2、3-3で報じられた。知ってのとおりLPSAは将棋連盟と昨年10月2日頃に絶縁したが、昨年11月7、8日に行われた第26期竜王戦第3局のNHKの聞き手に中井広恵が登場した。私は怪しいと思ったので、
http://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism/e/ae4b53b3bd9f9ed4b217116be23df7f3
』
と中井のツイッターに感想を投稿した。一般人にも返答することの多い中井だったが、さすがにスルーされた。今後フリーの棋士として活動するらしいが、中途半端な地位で活動を続けられるのだろうか。北尾まどかと同じように中井は近いうちに連盟に復帰するかもしれない。北尾のフリー棋士の立場は連盟に戻るための便宜的なものにすぎなかった。憶測にすぎないが、中井が竜王戦の聞き手になったのも、将来連盟に戻る又はLPSAを退会する話が内々に進んでいたからかもしれない。
ただ、連盟に戻るにしろ中井が代表理事時にLPSAは連盟と散々中傷合戦し、連盟との軋轢を強めたので、かなりしこりはあるはずだ。私の主観にすぎないが、中井はそう簡単に連盟に戻れないと思う。
中井の退会理由はLPSAや所属棋士との方針・方向性の違い、スポンサーや関係者に迷惑をかけている現状を考慮したということだが、背に腹はかえられないという理由も否定できないだろう。連盟と絶縁し、経済的な基礎も危ういLPSAは大きな穴のあいた船と同じで沈没を免れないから、そんな団体に所属していると自分まで沈没してしまうという打算が働いたに違いない。矢内のように最初から裏切っていればはるかにいい思いをしただろうに。
中井は『「単に方向性や考え方の違いだけで協会を離れるのは、わがままになってしまう。今回は、スポンサー様などにご迷惑をお掛けしたこと、また決定していた対局が進行されなかったということが、私の中では納得できなかった」と説明。石橋女流四段の“対局ボイコット”に対する抗議の意志が強いことを明かした。
また、07年の独立以降、日本将棋連盟と、仕事のあっせんなどで軋轢が続いていたことも認め、その上で「私としては、過去のことはある程度置いておいて…という考えで、石橋さんとも何度も話し合いをしてきましたが、平行線のまま終わってしまった」と、退会の経緯を説明。日本将棋連盟への復帰については「単独で戻るというのは、現実的ではないです」と否定した。[1]』
一部憶測や噂は出ていたが、中井が取り巻きを引き連れてLPSAを離れ連盟に戻ったり、別団体を作ってLPSAが分裂する可能性もあるのだろうか。中井の退会は単独ではなく中井一派の乱と呼ぶべきものの始まりにすぎないのかもしれない。
強豪棋士が看板になる将棋界において中井が退会したことはLPSAにとって痛手に違いないし、LPSAの危機的な現状と将来の破綻を象徴する出来事といえよう。
参考
[1]デイリスポーツ Online 写し3-1、3-2、3-3 2014.1.24
[2]このサイトの解説も面白いが、本ブログの以下の記事も参考になる。
日本将棋連盟、LPSAと絶縁!- 連盟がLPSAへの対応を公開
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