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騙すことは重要か? - 徳川家康の天下取り

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徳川家康は天下をとったが、そのやり方は汚かったと思う。天下分け目の合戦で有名な関ヶ原の戦いは小早川秀秋の裏切りで東軍優勢となり勝利した。家康は事前に西軍の武将と通じて寝返るように戦略を立てていた。西軍の石田三成らは正攻法で軍の陣形などを有利に配置することで勝利を目指したが、家康の裏切り戦略による騙し討ちが致命傷となってしまった。

それだけでなく、豊臣家を滅ぼすために財力を落とすことを考え、捏造した名目で工事を押し付け財産を浪費させたり、方広寺の鐘の「君臣豊楽、国家安康」の文字が家康を胴切りにするものと難くせをつけ、豊臣家を滅ぼすための戦の口実を作った。それが大阪の陣で、冬の陣で1か月以上かかっても大阪城が陥落せず苦しいと思った家康は豊臣側と一旦和睦する作戦に出て、条件がなんと「大阪城の内堀は埋めないが外堀を埋めること」。無論これは大阪城を攻め落とすための家康の嘘で、豊臣側は騙されたのか仕方なく条件をのんだのかわからないが和睦が成立し、外堀を埋めるのにあわせて内堀も埋められてしまった。天下の名城大阪城も外堀、内堀を埋められたら一たまりもなかった。秀頼と淀君は自害、秀頼の息子も徳川方が処刑。唯一秀頼の娘だけが生き残ったが、子供なく死亡し豊臣家は滅亡した。家康は高齢でいつ死んでもおかしくなかったから、籠城を続けていればよかったかもしれない。大坂夏の陣は1615年、家康は翌年に亡くなった。

こうしてみると家康の天下取りは詐欺の連続だ。現在も日本の研究界では理研上層部が規則を無視してSTAP論文の疑義を不調査とし隠蔽を平気で行った。ノーベル受賞者の野依良治理事長が「調査には定義がいろいろある」と言って、筋の通らない理屈で強引に不調査を押し通そうした様は家康の難くせと似たようなものかもしれない。理研上層部に限ったことでなく大阪大学、東北大学、国立環境研究所、京都府立医科大学なども同様で規則をあからさまに無視したり、筋の通らない理屈で規則が骨抜きになっている。研究機関にとって規則は紙切れにすぎない。北朝鮮の外交約束と同じで全然信用できない。

世の中狐みたいなやつの方がうまくいくのかもしれないが、真面目にやっている人がバカを見ない社会になってほしいと私は思う。

 


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