星野洋一郎(Yoichiro Hoshino、筆頭著者、北海道大学、経歴)らの論文が二重投稿で削除された。この件は前にも紹介した。
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Yoichiro HOSHINO(星野 洋一郎), Yan-Ming ZHU, Masahiro MII(三位 正洋), Eikichi TAKAHASHI(高橋 英吉), Masaru NAKANO(中野 優)
Acta Horticulturae (ISHS) 2000; 528: 361-366
Note: Acta Horticulturae publishes the proceedings of Symposia or Congresses, i.e. papers presented at those meetings; the current article in its final format ended up to be published in Plant Biotechnology prior to the publication of the volume of Acta Horticulturae; consequently the article has been removed.
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削除理由は「the current article in its final format ended up to be published in Plant Biotechnology prior to the publication of the volume of Acta Horticulturae」と記載されたので二重投稿が原因。Plant Biotechnology誌で発表した論文を二重投稿した。「retracted」ではなく「removed」となっているので、撤回ではなく削除。著作権の問題で記録を残せないと判断したのだろう。削除公告に著者による削除と記載されていないので、編集側が強制削除した可能性もある。
PubPeerからの転載、1、2、3。
明らかに重複投稿。重複論文はオリジナル論文を参考文献にあげなかった。ISHSの出版ガイドラインで二重投稿禁止が明記されていたのに、それに反してしまった。明確な規定違反だから二重投稿による削除となっても仕方ない。
ところで、PubPeerの告発画像を見て、大阪大学等の大量疑義事件の画像解説と似ていると思った。PubPeerなどで研究不正の告発を続けているのかもしれない。思えば、二重投稿をしたのは主に千葉大学のグループで、大量の改ざん論文の責任著者だった小室一成氏(現、東大医学系循環器内科教授)も元千葉大学の所属。なお、匿名A氏は大阪大学等の大量疑義事件の解説画像を作っていないと述べていたと思う。
多少気になったので書いたが匿名人に対する追究をすべきではないので、これ以上は止めておく。
いずれにせよ研究不正がなくなるとよい。