女流棋士にとって将棋NHK杯戦の司会の座は自分を売り込む最大のポジションだ。女流棋士は男性棋士に比べて棋力が劣り、対局料は非常に安いので、ルックス等を活かしてタイトル戦の聞き手役や将棋教室講師などを務めて稼ぐのが主流だろう。例えば以下で紹介する矢内理絵子はタレント事務所に所属しており、現在産休中だが、そうでない時はタイトル戦の司会等の他にラジオに出たりしている。だから、自分をテレビで売り込む機会を多く持てるNHK杯戦司会の座は、どの女流棋士にとっても就きたいポジションだ。若くて美人の女流棋士を毎週見たいという将棋ファンの要望のため、そういう女流棋士を起用したいというNHK等の要望があるのかわからないが、ネットではその理由で司会を決めていると推測する人たちが司会交代が近くなると、次の司会になる美人女流棋士を予想する事がある。
今はどうだかわからないが、将棋NHK杯戦の司会は数年前まで3年交代が慣習だった。矢内理絵子がNHK杯戦の司会になった時、たぶん多くの将棋ファンが矢内が若く美人で棋力もある人気女流棋士だから起用されたに違いないと思っただろう。だから、3年経って交代の時期が近づいたとき、次は鈴木環那じゃないか、とか将棋ファンはいろいろ予想していた。しかし、驚いた事に3年交代の慣習を破って矢内が続投し、5年務めた。この当時、NHK将棋講座も女流棋士ではなく一般のタレントを起用する様に変わったので、米長邦雄会長(当時)や将棋連盟とLPSAとの軋轢のために矢内が続投したのかと推測した。タレント事務所に所属していた矢内なら、米長との交渉を回避できてよかったという事情があったのかもしれない。
しかし、こういう推測も外れかもしれない。上で述べたとおり、多くの将棋ファンにとって矢内の後任の司会は若くて美人の女流棋士の予想だったと思う。しかし、後任として起用されたのは驚いた事に清水市代だった。清水市代は年齢相応の美人だと思うが、こういうのは失礼だが司会起用時に40代で、将棋ファンが求めていた若さやルックスを持っていなかったと思う。それに清水市代は実力も下り坂で第一人者の座を里見香奈に譲ってしまったので、はっきりいって注目度が落ちている女流棋士だと思う。だから実力、ルックス、注目度が下り坂の清水市代がNHK杯戦の司会を務めたのはなぜなのか疑問に思っていた。
強いて強みを言えば、歴代1位のタイトル獲得数で、女流棋士の中で力が強い事くらいだろう。それはタイトル獲得期数がそこそこ多い矢内も同様だろう。矢内は実績やルックス、人気があったし女流棋士会長等を務めた事から推測できるように女流棋士の中では力のある人物だろう。上で述べたように女流棋士は対局料が非常に安いので、できるかぎり自分を売り込んでタイトル戦の聞き手役等で稼ぐのが主流だから、最も自分を売り込めるポジションであるNHK杯戦司会の座は女流棋士の凄まじい力関係で決まっているのかもしれない。だから、メスボス猿の矢内と清水市代が慣習を破って5年司会を務めたり、落ち目でも司会に起用されたのかもしれない。
女の争いは女がいるどの社会にも存在するが、女流棋士同士の争いもきっと熾烈なのだろう。