本ブログは研究公正の分野である程度有名になったかもしれない。この分野のHP等があまりないからかもしれないが、研究公正の分野に関心のある読者にある程度読まれていると思う。wikipediaでもいくつか紹介されている。
ただ、私は余りこの分野で有名になりたくない。有名になると影響力が上がるが、負の影響も大きくなる。理不尽に嫌がらせにあったり、恨まれる。今もある程度そういう影響があると思う。リトラクションウォッチのように顕名で活動すると尚更だ。この分野でブログ等がいくつも閉鎖されたのはその影響だと思う。
リトラクションウォッチは何度か法的脅迫を受けたことがあったと思う。それでも顕名の活動を続け、大きなグラントを獲得した。すごいと思う。私は彼らのような活動を続けていく自信は全くないので、今後も匿名のままだと思うし、この分野をいつまで扱うかわからない。
本ブログはもともと研究公正を扱っていたわけでなく、最初は時事問題ばかり扱っていた。最初から匿名だったが、それは顕名だと理不尽な嫌がらせを受けるおそれがあるから。研究公正を匿名で扱うのも同じ理由。
匿名での研究公正の活動に対して批判は前からあるが、この分野は匿名、顕名、メディアがそれぞれの良さを活かして活動する事が必要だと思う。どれが欠けても十分な公正さが実現しないだろう。
現在はPubPeerがあるから、不正疑義を紹介する活動は余り必要ないかもしれない。それが必要なのは文系の分野かもしれない。本ブログは研究不正の紹介に特化したブログではなく、研究公正の問題点や改善案なども紹介した。音楽、将棋などの分野も扱っている。
音楽や将棋等の分野でもっと人気が出るといいなと思います。