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小保方晴子がSTAP細胞関連のHPを公開した事について

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3月31日に小保方晴子がSTAP細胞関連のHPを公開した。極めて大きな非難を受けてるのに、非難される活動を続ける様に驚いた。STAP騒動で世間の小保方晴子に対する非難は非常に大きかった。2014年の騒動に耐えられただけでも私はすごいと思うが、小保方晴子は1月に手記を出版し、稀代の悪女扱いされ、さらにSTAP関連のHPを公開。世間からまた非難されるのは目に見えているのに、なぜかかる行為をこんなに続けるのか。

普通だったら一刻もはやく忘れ去られて静かに暮らしたいと考えるのではないかと思うが、彼女は真逆の行動だ。彼女はなぜこんなに非難に耐えられるのか。よほど心が強いのかあるいは・・・。驚異的だと思う。心が強いなら感心する。そうなら、それは彼女の良さだ。

小保方氏はHPでSTAP細胞のプロトコルを公開すると説明した。今でもSTAP細胞の存在を信じているのは変わっていない。研究者にとって自分の論文の主張は非常に重要なものだし、それが生涯をかけた研究なら尚更だ。いわば命のようなものだろう。だから、彼女がSTAP細胞を強く信じる気持ちはわかる。C.バカンティも少し前にSTAP現象は今でも正しいと思っていると答えた。研究者にとって、論文の主張はそういうものかもしれない。

ただ、残念ながら小保方晴子らの論文の主張は完全に否定されており、信じる事と科学は異なるから、事実を無視していくらプロトコルを公開しても無意味だ。それどころか、否定で決着している現状でプロトコルを公表すると故意に虚偽発表したと言われても仕方ない。一般には悪くしか思われない。彼女の気持ちはわかるけど。

だから、もし小保方晴子が科学としてSTAP現象に関する情報を公開するつもりなら、最低でも事実をきちんと受け入れて、ゼロから自分の研究を見直さないと何も前に進まない。

私は撤回された論文の方法以外でSTAP現象が起きるという事を否定しない。必ずできると強く信じる事も良いと思うし、彼女がSTAP現象をいつか実証してほしいと思う。もし、彼女がSTAP現象の研究を続けていくつもりなら、上で述べた事を思い出してほしい。


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