櫻井眞氏が博士を持っていないのに博士課程修了と記載したのは経歴詐称だと報じられた。日銀は一般に単位取得退学を修了と書く事もあるので詐称ではないと説明した。櫻井眞氏としては日銀の扱いにあわせて学歴を記載したのかもしれないので、悪意はなかったかもしれない。しかし、学位を持っていないのに修了と記載するのは間違いだという認識はあったはずだ。なぜなら、これは常識だ。私は少なくとも人事や著書等の学歴で学位を持っていないのに修了と記載された例を見たことがない。
大学の教育課程を修了すると必ず学位を得るので、修了したのに学位がないという事はない。日銀の扱いは不適切で、なぜそのような扱いをしているのか。日銀は学歴の表記を改善しなければならない。
また、The Japan Timeによると「The English version of a 1991 book for which Sakurai wrote a chapter described him as having “received a Ph.D. in economics.”」 これは明白な学歴詐称。修士さえ持っていないという指摘があるが本当か。
適切な対応を期待する。