今日もがんばろう!
今日もがんばろう! - 2017年1月3日
注目されない論文の不正
ネイチャーなどに掲載される注目される論文は不正が発覚しやすい。論文の撤回は高インパクトファクターの雑誌ほど高い。監視が強いからかもしれない。
しかし、注目されない学術誌や論文の不正もたくさんあるだろう。単に発覚していないだけだ。こういう学術誌や論文を調査するとたくさん不正が出てくるかもしれない。注目されない学術誌や論文だからといって甘く考えると酷いことになるかもしれない。
注目されない学術誌もきちんと研究公正に努めなければいけない。
今日もがんばろう! - 2017年1月9日
今日もがんばろう!
池上彰氏の睡眠時間
池上彰氏の睡眠時間は4時間だとテレビで放送された。よくそんなので活動できるなー。やればできるのか?
忙しすぎる! - 2017年1月10日
最近忙しすぎる。
花を見たい! - 2017年1月11日
花を見たい!
今日もがんばろう! - 2017年1月16日
今日もがんばろう!
虚構論文を発表して撤回されると研究者生命を絶たれる!
O 30代女性研究者を見ても虚構論文を発表して撤回されると研究者生命を絶たれる。研究者や人間としても信用を著しく失い活動が非常に困難になる。懲戒解雇、公的研究費の返還、罰則、博士取り消し・・・。いろいろ大きな不利益がある。
虚構論文を発表してはいけない。
忙しさ! - 2017年1月15日
最近は忙しすぎる。
松村靖夫 大阪薬大がデータ改ざんなどで停職10日、20日
松村靖夫(Yasuo Matsumura 経歴、62歳) 大阪薬科大学薬学部教授の論文10編がデータ改ざんなどの不正等を認定され停職10日、20日となった。平成21年12月14日、平成24年5月18日および平成25年12月16日の3回にわたって告発があった。今頃調査結果公表。期間が長すぎる。平成21年12月14日の告発の調査では改ざんを認定したのに今まで公表していなかった。この改ざん認定に対して停職20日、平成25年12月16日告発で認定された不適切さに対して停職10日。
他にデータの流用なども認定されたが、それは捏造、改ざんではなく不適切な行為とされた。なぜ捏造、改ざんでないのか?調査期間の長さといい不可解な点が多い。
今日もがんばろう! - 2017年1月21日
今日もがんばろう!
トランプ大統領就任
トランプ大統領が就任した。がんばってほしい。
稀勢の里 初優勝! - 平成29年1月場所
平成29年1月場所で大関の稀勢の里が初優勝した。おめでとう。横綱昇進確実という報道がある。昇進は日本人の多くが望んでいるだろう。今後の活躍を期待している。
稀勢の里の横綱昇進に反対
稀勢の里が初優勝して横綱昇進確実と報じられている。せっかくの雰囲気や世論に水を差すようで申し訳ないが、私は今場所後の稀勢の里の横綱昇進に反対だ。過去の昇進例と比べて少し甘すぎる事と横綱の地力を持っていない事が理由だ。
確かに14勝1敗の優勝は立派だ。しかし、平成以降の昇進例をみると明らかに昇進させるには少し甘い。これで昇進したら小錦はなぜ昇進できなかったのか。こういう甘い昇進の話が出るのは興行上の理由で日本人横綱が欲しいからに違いない。そういう扱いは公正でない。
また横綱の地力を持っていない事も反対する大きな理由だ。横綱は注連縄を腰に巻いて日下開山の権威を示す力士だから、実力がふさわしくないと逆に辛い。昇進できればよいという地位ではない。例えば前田山は横綱に昇進するくらいなら大関のままの方がよかったという人もいる。稀勢の里は今の実力で横綱に昇進しても鶴竜以上に活躍せず力士人生を終える可能性が高いと思う。
だから私は稀勢の里の今場所後の横綱昇進は反対で最低あと1場所様子をみて決めた方がいいと思う。日本人横綱の誕生を協会や国民が強く望んでいる気持ちはよくわかりますが。
ただ、今場所の14勝1敗の優勝は立派だと思う。それに敬意を表する。
今日もがんばろう! - 2017年1月23日
今日もがんばろう!
大野里奈 UCデービス校を辞職又は解雇か? - 東大医科研捏造事件
大野里奈(Satona Ohno、筆頭著者、経歴、1981年頃生まれ、現在約35歳)カルフォルニア大学デービス校ポスドク、元東大医科研院生がUCデービス校の所属研究室から名前が消えた事がわかった。2016年9月26日、2017年1月25日の研究室メンバー。大野里奈の名前は元所属者一覧にあり、2016年までポスドクだったと明示されたので離職したのは確実。
大野里奈はUCデービスのStephen Kowalczykowski 特別教授の研究室のポスドクだったが、昨年に意図的な画像加工が発覚し論文が撤回された。現在東大で本調査中。明らかな画像加工で不正と公言されて論文が撤回された。責任著者は意図的な改ざん等はないと回答して争っているのだろうが、筆頭著者の解雇、雇い止め、辞職があったなら事実上不正を認めたといえる。
もちろん直接的に言えるのは離職したという事で辞職や解雇ではないかもしれないが、その可能性はあるだろう。東大医学系などの不正事件は規定上本調査が終了した頃だが、おそらくまだ調査を続けるのだろう。不正が認定されるのは濃厚だと予想されている。今年認定される研究不正では最も大きなものの一つになるだろう。
そういえば京大再生研の事件は現在どうなっているのか。マスコミは全然報道しないので現状不明。調査していないのかもしれない。こちらも重大な問題だが、現状はまったく不明。
公正な調査を期待する。
稀勢の里 横綱昇進! 19年ぶりの日本出身横綱誕生
稀勢の里が横綱に昇進した。日本出身の横綱誕生は若乃花勝以降19年ぶり。これからがんばってほしい。
虚構論文はどの程度ある?処分は懲戒解雇か?
私は研究不正の事例をみて、研究成果を作ってしまうような完全な虚構論文は余りないように思う。例えばSTAP論文やディオバン事件の論文などが完全な虚構論文で、主要な成果を捏造、改ざんで作ってしまったものだ。
昔の例では白毛のマウスの一部を黒く塗って、拒絶反応なしの皮膚移植に成功したと成果を捏造したサマーリン事件や発がんメカニズムのカスケード理論を実証する新しいリン酸酵素と合うような分子量を持つ別な物質を電気泳動にかけてカスケード理論を捏造したスペクター事件などがある。
どの事件も論文が全体的に虚構で態様も非常に悪質。サマーリンの捏造は単純な手口で不正の再発防止のためにはあまり参考にならないかもしれない。O 30代女性研究者の事件もES細胞のすり替え又は混入という手口で、著名な研究者が何人もかかわっていたのになぜ見抜けなかったのかは現在でも疑問である。
ディオバン事件は数値を操作したもので統計結果の異常な一致や不合理な結果などから告発され、調査で改ざんが発覚した。告発したのは東大と京大の医師。おそらく専門家でないと見抜くのは難しかったと思う。例えば血中の電解質が低すぎたり高すぎたりして不合理だというのは非専門家だとわからないだろう。ディオバン事件は専門家だから発見できた不正だ。
藤井善隆の世界記録捏造もあたかも小説を書くように虚構論文を発表し続けたと認定された。これも統計的に異常に正確だという事で告発され、捏造が認定された。告発したのは海外の学会の連名だったと思う。20年以上にわたって170編以上の論文を捏造した。数値系の捏造、改ざんを見抜くのが難しいという要因もあったかもしれないが、これほど大量かつ長期間の捏造が見抜かれなかったのは周りが見て見ぬふりをしていた事も要因かもしれない。
虚構論文は非常に悪質なため、上の事件は不正行為者が解雇か辞職した。
またどの虚構も手口が非常に悪質。マウスの毛を黒く塗る、ES細胞を混入させる、製薬会社や研究者にとって都合のよい結果が出るように数値を操作するといった手口は倫理意識が完全に欠如していると言わざるを得ない。懲戒解雇は当然だし信用が地に落ちてしまう。
研究成果全体が虚構というのは余りなく、一部のデータを捏造、改ざんしてしまうようなものが多いと思う。さすがに研究成果全体が虚構という論文を発表してしまうような非常に悪質な人間はなかなかいないという事だろう。
ディオバン事件が甚大な経済的被害を出したように社会悪といえる虚構論文は絶対に発表してはならない。
今日もがんばろう! - 2017年1月27日
今日もがんばろう!
経済学の論文撤回 - 2017年1月28日
経済学の論文撤回はリンク先で紹介されている。経済学も捏造、改ざんが多いと思う。発覚し難いというだけだ。O 30代女性研究者のような虚構論文もきっとあるだろう。国内の経済系の論文撤回をあまり紹介していないので、調べて紹介するかもしれない。
経済学分野は不正が最も起きやすい分野の一つだと思う。たぶん撤回を調べると盗用や二重投稿が多いのではないかと思うが、計量経済学等では改ざんが日常茶飯事という人もいる。計量経済学は分析元のデータを改ざんしたり恣意的に選択する事が行われるかもしれない。ディオバン事件のように数値系の改ざんはプロでないと見抜くのは難しいかもしれない。
論文撤回を徹底的に追及する事が重要かもしれない。