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子宮頸がんワクチン被害者の救済方法の検討

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最近子宮頸がんワクチン被害者の提訴のニュースがあった。私の調べた限りでは、子宮頸がんワクチンに反対している人たちは被害感情が非常に強く、主な行動動機はそれだと思う。中には科学的考察を無視して、感情論でワクチン接種を否定している人たちもいる。

私は被害者を救済するにはどうしたらいいか考えたが、少なくとも被害者が二度と自分たちと同じ被害者を出さない様にする事が目的なら科学的考察から目を背けるのは非常にまずいと思うし、救済にならないと思う

ただ、気持ちはわかる気がする。自分がワクチンを使った後に酷い被害を受けて、同じ人たちがたくさんいれば、ワクチンを強く否定するだろう。

被害者が受けている損害は心の傷と身体的な傷だ。身体的傷は医学的な方法で直す以外にないし、現に治療で改善している人たちもたくさんいるようだ

一方、心の傷はどうやったら治るのか。前に緩和ケアやグリーフケアの事を紹介したが、治療する人が被害者に寄り添うような事をやるのが一つの方法かもしれないが、それはたぶん家族がやっているだろう。それに私にできる事ではない。

ただ、一つ言える事は子宮頸がんワクチンの被害は末期がんや家族を失ったというような絶望的な状況と少し違うと思う。先に述べたように治療で改善している人たちもたくさんいるようだ。だから、希望を持って治療をきちんと受けていく事が非常に重要ではないか。

少なくとも、悲観的になったり誰かを恨むような事は止めた方がいいと思う。現に被害者や団体の活動をみると非常に悲観的で恨みで嫌がらせをしている人たちがいる。それは自分を苦しめているだけなので絶対に止めた方がいいと思う。

苦しい状況で心を強く持ち、一生懸命がんばるのはなかなか難しい事だ。しかし、子宮頸がんワクチン被害者の人たちに限らず、形は違っても同様に苦しい状況の人や団体はたくさん存在する。例えばシャープは非常に苦しい状況だ。しかし、シャープの社員たちをみると「前に進むしかない。」といって一生懸命がんばっている。それは人は苦しい状況でも心を強く持ち、一生懸命がんばれるという事の証明の一つかもしれないと思う。

大事なのは心を強く持って前に進む事だ。

被害者の方々はほとんどの人が家族がいると思うので、一人じゃないでしょう。自分を大切に思ってくれ、大切にしてくれる人がいるのは非常に幸福な事です。それを忘れないでください。

でも中には一人という人も・・・。そういう人は私のブログにきて、たまに紹介するアルカパとか青空などを見て心を和ませてください。ユーチューブのプロ野球の珍プレイ集なんかを見ても笑えますよ。

また、今は立派でなくてもいいので、いつも笑顔でいられる強さを忘れないでください。そしていつか必ず幸せになれるという事も絶対に忘れないでください。

こんな事しか思いつかないなー。私が心の救済なんてできるのか。


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