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Channel: 世界変動展望
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留学生は前期、後期でなく国立大を2校受験できるのか?

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26日放送のバンキシャを見て、中国人女性写し1写し2)が東大は不合格だったが一橋大学に既に合格していたという事を見て驚いた。留学生は前期、後期でなく国立大学を2校受験できるのか?

報道内容を確認したところ次のとおり

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蔡さんは、日本語学校の卒業式に出席していた。
結果を東大のホームページで確認する。
果たして。
落ちた、落ちた。
残念ながら不合格。
しかし、落ち込んだ様子は見られない。
実はすでに、早稲田大学、慶応大学、さらに留学生試験で、国立の一橋大学に合格していた。
4月からは一橋大学に通い、経営学を学ぶという。

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真相報道バンキシャ 2017年3月26日放送

日本の受験生は前期、後期で東大と一橋大を受けられるが、前期で合格したら入学手続きし後期の大学に入学できなくなる。だから二つの国立大学に合格してどちらかを選ぶ事はできない。東大と一橋大なんて87,88年の連続方式の時代だってダブル合格できなかった。

留学生は数が少ないからこういう受験が許されているのだろうが、この点はいいよね。

私は中国人の知人が何人かいるが、バンキシャに出てきた留学生はすごく恵まれていると思う。私の知る人たちは日中働いて、仕事が終わったわずかな時間に勉強して26歳くらいでFランク大学クラスに入学した。「大学に入らないと人生がつまらない。」と言っていた。

中国は格差が大きいと聞いているが、こういう例をみるとそれを実感する。上の中国人は黒竜江省出身で南北の格差が著しいのだろう。こういうのは中国の政治の悪さの影響だ。中国は著しい経済成長を遂げたが、長年の悪政の影響もある。

これからは留学生が増えるので、公正な受験制度が必要かもしれない。

それにしても上の中国人女性は一橋大学に進学した。日本では一橋大、早大、慶応大に合格すればほぼ全員が一橋大に進学すると思うが、私は知人に聞くと中国では日本の1番、2番の大学は東大と早大と答えたので、早大の評価が高いと思っていた。日本では1番、2番の大学というとほとんどの人が東大、京大と答えるが、中国ではそうではないのかもしれない。だから、上の中国人女性が早大に進まなかったのは少し意外だった。学費の問題もあるだろう。

日本人はほとんどの人が一橋大に進学するので、普通の選択なのかもしれない。

一橋大学は文系なのに数学の問題が難しい。リンク先の問題が解けるかな?私は解けました。

これからは留学生が増えるので、たぶん日本の受験生もその影響を受けるだろう。


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