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Channel: 世界変動展望
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最近の研究不正の報道

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最近の研究不正の報道は以前ほど大きいものがない。いくつかFFPの事件は起きたが新聞報道されていない。O 30代女性研究者の事件のようにはいかないのだろう。完全な虚構論文はなかなかない。

そういえば最近リトラクションウォッチの日本のカテゴリーを見て、顔写真付き報道がない事に気づいた。リトラクションウォッチは対象者の顔写真付き報道をよく行うが、日本のものはあまりない。K氏の事件の時はK氏の顔写真が掲載されたが、他に不正が認定された者の顔写真報道はなかった。

思えば、O 30代女性研究者の顔写真報道もなかった。日本外の事件だと顔写真報道が珍しくない。

最近学術誌で不適切さが公表された環境系の論文論文著者が顔写真付きで報道された。この事件はおそらく著者、政府関係者等が提言したい政策にとって有利な結果を出したかったので捏造したのだろう。

こういう研究不正は非常に悪質だ。研究公正のため、今後も同様の方針で詳しく研究不正の問題を紹介していく。


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