政策研究大学院大学が学位の不正取得を理由に修士(防災政策)を取消した。
学位取消日 2020年1月22日
不正の内容 「修了に必要な書類の発行元に発行履歴を照会した結果、発行履歴が確認できなかったため、正規の文書ではない不正なものと判断した」(大学の概要より)
たぶん政策研究大学院大学で学位取消しは初ではないか。取消し事由の不正は珍しい。たぶん文章を偽造したのだろうが、どのような文章を偽造したのだろうか。理系だと査読付き論文の本数が博士取得の要件になっている事もあるので、受理証明書などを偽造するケースはあるかもしれないが、修士は査読付き論文本数は関係ないだろう。
不正行為者の所属を見ると、外国人向けのコースのようだ。修了生もほぼ全員が外国人。たぶん不正行為者は外国人だろう。
どんな不正かよくわからないので再発防止に役立たないため、もっと詳しく事案を公表すべきだ。