小保方晴子(写し1、写し2、その他1 - 写し1、写し2、その他2-写し1、写し2)らのTissue Engineering論文が撤回された。
撤回公告、
この論文は一度訂正された。しかし、ハーバード大学医科大学院調査委員会は訂正の正確さを確認できなかったとして撤回を求め、著者は撤回に同意した。
この論文は私が最初に解説図を掲載して非常に広く話題が広まってSTAP騒動の契機になってしまった。小保方晴子の博士論文の基礎にもなっていたもので、盗用などを理由に博士号は取消し。当時はC.バカンティが過失を理由に訂正し、早稲田大学の教員有志が撤回相当だと抗議していた。
C.バカンティの訂正は捏造認定と撤回回避のための虚偽訂正で、非常に悪質。しかし、こういう訂正はよくある。不正な大量訂正にもそういう例がいくつかある。
しかし、このような不正行為の隠蔽のための虚偽訂正は非常に悪質。同様の例としてTの件は不正行為をごまかすための書類偽造、Kの件は捏造等の隠蔽や撤回回避のための虚偽の大量訂正。このような事を行うと非常に悪質と判断され懲戒解雇等になってしまうので絶対にやっていはいけない。TとKの不正を隠蔽するための不正は懲戒解雇の理由となった。
それにしてもこの件は指摘されてから6年経ってようやく撤回。遅すぎる。