2019年にノーベル生理学・医学賞を受賞したGregg Semenza(ジョンズ・ホプキンズ大学、USA、1956年7月1日生まれ)らの捏造、改ざんがPubPeerなどで指摘された。記事。
日本の研究者が筆頭著者の論文にも疑義が指摘されているようだ。疑義1、2。これはスキャンダルになりそうな事件のように思いますが、ジョンズ・ホプキンズ大学はどう扱うのでしょうか。日本の研究機関にも影響が出るのでしょうか。
もう少し様子を見てみないとわからないところもありますが、この事件は常態的で研究グループの組織的体質なのか、何か問題があったのでしょう。
組織的研究不正だと東大分生研事件などが日本でもありました。長期にわたる捏造事件はOB事件(大阪大学・国立環境研究所)、東大分生研事件、阪大・国循事件など多数発生。中には大量訂正などで隠蔽した非常に悪質な事件もあった。
どの国でも似たような事はあるかもしれない。きちんと公正に調査する事が非常に重要である。