カートリッジタイプのインクジェットプリンターはインク代がぼったくりで、何回か買い替えると本体より高くなってしまう。そのため互換インクを使ったが、インクがカートリッジの接触部分についてプリンターがカートリッジを認識しなくなってしまった。接触部分などを清掃し、純正インクに戻したところ一時的に改善したが、純正インクでも接触部分にインクがつく不具合は改善しなかった。製品はエプソンのEP-882AWで、接触部分を清掃してもカートリッジを認識しない不具合を改善できず、メーカーに問い合わせても修理が必要ということで改善を断念した。
プリンターの値段が28000円くらいで、送料込みの修理代が18000円くらいだったから、買い直した方がよいと判断した。2019年に買ったものだったが2年半程度で使えなくなってしまった。その間にインクを5回くらいは交換したと思う。6色インクが5000円くらいで、バカ高い。またプリンターヘッドの上にカートリッジを設置する方法で、印刷のときにカートリッジが動くので、インクが飛び散ってICチップなどの接触部分についてしまうのかもしれない。こういうのは欠陥かもしれない。
カートリッジタイプのプリンターはコピー、スキャンの複合機でも7000円くらいで買えるので、エントリーモデルなら安い。しかしインクがぼったくりで結局高くつく。1回の交換で160枚くらいしか印刷できないため印刷コストが1枚あたり20~30円くらいで非常に高い。
近年はタンク式のプリンターが増えており、こちらの方が印刷コストはずいぶん安い。価格.comを見ると、今でもカートリッジタイプのインクジェットプリンターの方が多く、タンク式は少ない。タンク式は本体価格が高く、2万円台のものでもやや安い方だ。しかし、1枚あたりの印刷コストを1円以下に抑えられることもあり、カートリッジタイプに比べて印刷コストは20分の1以下だ。一度インクを補充すると5年以上もつかもしれない。これならトータルのコストはカートリッジタイプよりずいぶん安い。
今後はこのようなプリンターが増えるかもしれない。消費者にとってぼったくりのような商品の販売がなくなるとよい。