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岐阜大病院の40代男性講師が論文4編の改ざんで停職6月!

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岐阜大学病院の40代男性講師が論文4編の改ざんで停職6月になったと公表された。研究不正があった場合に実名や概要を公表するのがルールだがそれに反している。毎日新聞によると

『岐阜大は20日、医学部付属病院の40代の男性講師が論文4本の計12カ所で画像の改ざんを行っていたと発表した。同大はこの4論文を取り下げ、19日付で講師を停職6カ月の懲戒処分にした。

 同大によると、改ざんが確認されたのは2004~10年に海外の科学雑誌に発表した論文4本。細胞の中の遺伝子の量を示す画像をひそかに切り張りして使い回していた。

 12年8月に、講師がかつて留学していた米国の大学から、データの不正使用の指摘があり、岐阜大が調査していた。大学側の聞き取り調査に講師は「研究成果を出さなければとのプレッシャーがあり、時間に追われて改ざんしてしまった」などと釈明しているという。』(毎日新聞 2015年3月20日、関連-メ~テレ

この講師と同一人物か不明だが、以前に紹介した岐阜大学病院講師の論文不正で高橋孝夫研究不正を紹介した。この不正は高橋がテキサス大サウスウェスタン医療センターのAdi F. Gazdarグループに所属していた時の不正で、論文の撤回公告でも改ざんが公表された。この論文は2004年5月1日発表なので時期も重なる。高橋は岐阜大学附属病院第2外科講師平成3年卒業なので現役で卒業したなら1966年頃の生まれ、今年で49歳。まあたぶん・・・。

Gazdarグループの研究不正は高橋だけでなく鈴木実熊本大学教授や重松久之愛媛大学講師らの論文も撤回公告で公式に不正が認定された。熊本大や愛媛大学がこれらの件を調査し処分を行ったのかは不明。


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