東大が藤木亮次(ふじき りょうじ、かずさDNA研究所特別研究員として在籍経験あり、元東大助教、2013年東大辞職)、金美善(きむ みそん)、古谷崇(ふるたに たかし アステラス製薬)が博士論文で自ら論文捏造、改ざんしたとして博士号を取り消した。東大分生研事件の不正の関連事件で、博士論文の基礎になっていた論文に捏造等があり、博士論文にも不正があった。東大の学位取り消しはアニリール・セルカン、安藤理に続き3例目。複数人が同時に取り消されるのは初。東大は早大と違って不正の博士論文で博士を取り消したのでよいと思う。東大は「不正な図や関係する記述が学位論文の内容に重要な意味を持ち、削除すると論文の結論が成り立たなくなるなど評価に影響が出る」(北海道新聞、2015年3月27日)と判断。取り消しは仕方ないだろう。
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