先日、東大が3名の博士号を不正を理由として取り消した。博士論文の捏造、改ざんが理由。この問題は小保方晴子の博士論文に大量の盗用等があったのに博士号を取り消さなかった早稲田大学の対応と比較したツイート等をよく見た。早大はなぜ小保方晴子の博士号を取り消さないのかという意見が多かった。昨年に早大調査委員会が下書きを提出したという信じ難い弁明を信用して、大量の盗用を認定しながらも学位維持を決めた時に犯罪の容認ともいえる等と言われ、猛烈な批判が起きた。さすがに鎌田総長が取り消しを発表したが、執行猶予がついた。不公正な対応で早稲田大学は大きく名や信用を落とした。
忘れているかもしれないが、早大は他にも大量のコピペ博士論文を抱えており調査中。小保方晴子と同等、それ以上の剽窃博士論文がある。早大は小保方晴子の対応と合わせると述べたが、それは今後も同様の対応を繰り返すという事で早稲田大学の名や信用がどうなっていくのか想像もつかない。
博士号をたくさん取り消すと大学の信用が大きく落ちるので避けたいと思うのかもしれないが、不公正な対応をするともっと損失を被る。それは昨年の理研や早大の対応が明確に証明した。東大は当たり前とはいえ明らかに早大よりよい対応をしたと思う。皆さんはどう思いますか。