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小保方晴子がES細胞を故意に混入させてSTAP細胞を捏造したのか?

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STAP細胞はES細胞の混入による捏造と公式に断定された。しかし、誰が混入したのか、故意かどうか不明というのが公式見解だ。現在は騒動が収まったように見えるが、ES細胞窃盗容疑での刑事捜査が続いている。STAP細胞事件最大の不正は解明されぬままだ。

私は前に小保方晴子がES細胞を故意に混入させてSTAP細胞を捏造したと考えられると述べた。その根拠は異なる細胞を使い分けて都合のよいデータを作ったことやES細胞が何度も混入された事だ。これらの点から小保方晴子が故意に何度もES細胞を混入させたとしか考えられない。

[1]によると『ここで1つ疑問が湧く。両者(ES細胞とTS細胞)が混合されたのはいつだろうか?・・・資料では培養時に混ざった可能性は低く、遺伝子解析サンプルの調整時かその直前に混合された可能性があると指摘されている。

 CDBの自己点検検証委員会は6月12日の記者会見で、一連の遺伝子解析は論文投稿後の2013年5月から8月に行われたと語った。若山氏は山梨大に移った後のことだ。「FI幹細胞はES細胞とTS細胞の性質を併せ持つ、STAP幹細胞よりTS細胞に近い細胞」という論文の主張は固まっていただろう。論文の査読者や、実質的に論文を執筆していた笹井氏とのやりとりの中で、主張を補強する追加データを取りたいという思いもあったかもしれない。

 図2iの樹形図は、まさにその主張を完成させるデータである。小保方氏はこのデータを得るためにES細胞とTS細胞を混ぜ、遺伝子解析チームに依頼したのではないだろうか。』([1]、p60)

第二次調査委員会の調査だと若山研が理研にあった時に何者かが何度もES細胞を混入させた事が判明。リンク先で記載したとおり、外部の人物は小保方晴子の実験スケジュールや目的、どの容器でSTAP細胞を培養しているのか等の詳細な情報は知り得ないので、外部者混入の現実的可能性はない。混入者は内部者で小保方晴子の実験スケジュールや目的等の情報を詳細に知り得た人物だ。

その事と若山照彦氏が山梨大学に移った後にES細胞が混入されて遺伝子解析が行われた事を考えると、小保方晴子しか混入させられる人物がいない[2]。

ハーバード大学の調査がどうなったのか不明で、はやく調査結果を公表して欲しいと思っているが、そちらでもES細胞混入が判明すれば小保方晴子の混入がさらに濃くなる。状況からいって小保方晴子が名声等のために自分でES細胞を故意に混入させてSTAP細胞を捏造したと考えてほぼ間違いないが、第二次調査委員会は裁判での敗訴を恐れて非常に明白な証拠がある場合に限って研究不正を認定するというスタンスだったので、そもそも自白や目撃証言のない本件の不正認定は難しかった。

その事は裁判の問題なので、井上明久氏の名誉棄損裁判の最高裁判決でオネストエラーの立証責任を被告発者にかす等の規範を判例で示してほしいと思っている。第二次調査委員会のように小保方晴子が生データ等を故意に示さないケースまで裁判での敗訴を恐れて不正認定を避けるようでは、およそ被告発者は生データ等を提示せず不正を否定して責任から逃れるに違いない。それでは公正さや正義の点で非常にまずい。



とくダネより

小保方晴子はずっと逃げ続けていて説明しない。


ミヤネ屋より

小保方晴子が会見を開いたり説明する事はないのだろうか。

参考
[1]日経サイエンス2014年8月号 「STAP細胞の正体」
[2]現在刑事捜査中の若山研から盗まれ、小保方研で発見されたES細胞は例えば本文で述べた遺伝子解析に使われたのだろう。


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