一般相対性原理は「いかなる座標系においても物理法則は不変である」という原理。
では、観測者によって物理法則が変化することはあるか。古典力学なら静止座標系と加速度座標系で物理法則が変わることはよく知られている。
例えば、バスが急ブレーキで減速すると乗っている人には前の方に進むような力を感じる。俗にいう慣性力だが、これは見かけの力で、実在しない。
だから、加速度座標系では実在の力だけで運動方程式を考えると、力が加わってないのに物体が動く等、運動の法則が成り立たない。
加速度座標系と静止座標系では運動法則が異なるのだ。
よく知られているとおり、加速度座標系では慣性力等の見かけの力を実在の力として扱うと運動の三法則が成り立つ。
ここからはただの空想ですが、物理法則は観測者によって変わるものかもしれませんね。
物理法則が観測者によって変わるなら、観測者ごとに異なる宇宙や自然が存在するのかもしれませんね。
・・・しかし、観測者によって物理法則が異なるなら、他の人はどうやってその正当性を確かめるのだろうか。
観測で確かめられないもの。科学はそれを実在しないに等しいものと扱うわけで、正当性が確認できないものは科学の対象ではない。
今世紀以降にアインシュタインの相対性理論以上の面白い理論が出るといいですね。