趙明浩（Akihiro Cho、筆頭著者、責任著者、経歴）千葉県がんセンターらの論文2報が倫理委員会の承認欠如のため撤回された。リトラクションウォッチの紹介。
撤回公告。
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The two articles listed below have been retracted as a result of a notice received from the corresponding author, Akihiro Cho, that the studies described in the articles were undertaken without the approval of an institutional ethics committee. The Editor-in-Chief has therefore determined that the articles failed to meet the ethical standards required by the Journal.
Cho A, et al. A totally laparoscopic pylorus-preserving pancreaticoduodenectomy and reconstruction. Surg Today. 2009;39:359–362. doi:10.1007/s00595-008-3853-0
Cho A, et al. Totally laparoscopic pancreas-sparing duodenectomy. Surg Today. 2012;42:1032–1035. doi:10.1007/s00595-012-0285-7
Yuichiro Doki
Editor-in-Chief, Surgery Today
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（リンク先より）
趙明浩は千葉県がんセンター腹腔鏡手術死亡問題の執刀医として有名（関連）。リンク先では実力医として紹介されているが、11人の死亡者のうち少なくとも7人は趙明浩が執刀者だった。2014年にいろいろ報じられた。この件は千葉県や厚生労働省に告発されたが放置されていたという。腹腔鏡手術で不正請求もあったようだ。今回の論文撤回も手術死亡問題に関係があるのかもしれない。
週刊朝日でいろいろスクープされた。
千葉県がんセンター腹腔鏡手術死問題に“新疑惑” その１、２．
本誌スクープ 千葉県がんセンター隠蔽、内部告発者をパワハラで追放 その１、２．
本誌スクープから次々発覚 千葉県がんセンター医療事故死9人に その１、２、３．
本誌スクープ続報 千葉県がんセンター医療事故と不正請求 その１．
院内手続き無視し、不正請求も エース医師はなぜ、暴走したのか その１、２、３．
スクープ！ 患者2人が保険外の腹腔鏡手術で死亡 千葉県がんセンターの事故調報告書全文入手！ その１．
