サッカーワールドカップ準決勝でブラジルがドイツに1-7で大敗したのは驚いた。ブラジルは地元開催だったし優勝の可能性が高いと思っていた。もちろんブラジル国民の期待は非常に高かっただろう。歴史的大敗といえる。ブラジル国民が大きく落胆したのはわかるが、反応を見ると酷すぎると思う。
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大敗から一夜、新聞「地獄に落ちろ」…監督断罪
【ベロオリゾンテ(ブラジル)=畔川吉永】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の準決勝で、同国がドイツに大敗してから一夜明けた9日、地元メディアは厳しい論調で代表チームへの批判を展開した。
グロボ紙は「恥、屈辱」などの見出しとともに、ピッチに突っ伏すダビドルイス選手の写真を大きく掲載。オジア紙は「フェリポン(スコラリ監督の愛称)、地獄に落ちろ」と、辛辣(しんらつ)に指揮官を断罪した。
テレビも多くの時間を使ってブラジル敗戦を報道。バス約20台が放火され、家電・家具販売店での商品略奪も起きたサンパウロ市内の混乱ぶりなどを伝えた。
一方、試合会場となったベロオリゾンテ市内では敗戦後の8日夜、一部のファンがブラジル国旗を燃やしたり、暴徒化した数十人が道路を封鎖したりするなどした。地元ホテル従業員のアリン・ジュリオさん(34)は、「ベロオリゾンテが歴史に残る悲劇の街になってしまったことがつらい」と顔をしかめた。
読売新聞 2014.7.10
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大統領にブーイング、大敗の怒りで政権批判再燃
【リオデジャネイロ=吉田健一】サッカー・ワールドカップ(W杯)で8日、ブラジル代表が歴史的大敗を喫したことは、同国の政治や経済にも深刻な影響を広げそうだ。
ルセフ大統領は大会の成功を10月の大統領選への弾みとしたい考えだったが、巨額の開催費を投じた批判が再燃するのは避けられない。W杯用に建てられた各地のスタジアムは「負の遺産」となる懸念もある。失意の国民が2年後のリオデジャネイロ五輪に向けて結束できるかは未知数だ。
◆大統領にブーイング
ブラジルが5点差を追う前半終了間際。沈滞ムードに包まれたベロオリゾンテ・ミネイラン競技場で突然、ルセフ氏を名指ししたブーイングが約3分間続いた。「歴史的屈辱」とまで評された試合への怒りが、W杯に110億ドル(約1兆1000億円)という史上最大規模の巨費を投じた大統領への不満に転じたとみられる。
ブラジルでは、6月12日のW杯開幕直前まで各地でデモやストライキが相次いでいた。教育や医療といった社会問題を置き去りにしたままW杯の開催準備を急いだルセフ政権への不満からだ。ただ、代表チームが勝ち上がるにつれ、批判は減っていった。
世論調査でも、ルセフ氏の支持率は昨年11月の47%から6月上旬には34%まで落ち込んだが、7月の最新調査では38%に持ち直していた。
ルセフ氏は観戦で訪れる各国首脳らと“W杯外交”を展開。大会成功を15日に開かれるBRICS首脳会議につなげ、政権を浮揚させる狙いだった。
読売新聞 2014.7.9
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日本も成績が良かったとは言えず、報道がかなり厳しかった(その他)。
あくまで私の考えだが、勝敗は重要で大きく応援していた自分の国のチームが負けたのはとても残念だというのはわかる。しかし、だからといって国や国民のために一生懸命プレーして負けたことは全く恥ではないと思うし、選手や監督、その他の関係者はみんな自分たちを誇りに思っていいと思う。それなのに非常に大きなバッシング報道や暴動まで起こすのはやり過ぎだと思う。
結果は悪かったかもしれないが、国や国民のために一生懸命がんばった選手や監督、その他の関係者たちの活動には賞賛を送ってもいいと思う。