吉田益喜(Masuki Yoshida、皮膚科学)市立岸和田病院部長、元近畿大医学部皮膚科講師らが論文11報を二重投稿し削除された。臨床皮膚科誌は執筆に関わった者を1年間の投稿不受理処分とした。臨床皮膚科誌は他に掲載待ちの2論文の掲載を取り消した。
臨床皮膚科誌の論文の削除と掲載取り消し公告(10報削除、2報掲載取り消し)、日本形成外科学会会誌の削除公告(写し)、複写許諾停止公告(写し)
削除と処分公表日 2013年9月24日(臨床皮膚科誌)
削除論文 削除公告参照
不正の原因、動機 不明
かなり二重投稿の量が多い。ここまで多いのは井上明久に次いで2番かもしれない。私の知る限り二重投稿で論文が10報以上削除されたのは井上明久に続いて2件目。削除された全11報の全てで吉田益喜が著者で、うち7報で筆頭著者。
二重投稿は捏造、改ざん、盗用に比べて軽い処分で済む事が多く、戒告以下が多い。しかし、ここまで二重投稿すると停職以上が相当ではないか。井上明久のように処分なしでは著しく不公正。近畿大学等の処分は確認できない。
不正の原因や動機は不明だが、2002年から2013年までほぼ毎年二重投稿し続けたのは、明らかに常態的で倫理意識が欠如していたのではないか。論文数の水増しも目的だったのかもしれない。井上明久も同様の不正を行った。競争激化のために、このような不正が起きたのかもしれない。
これは不正の量からいっても近畿大学はきちんと調査して相当な処分を行わないとまずいだろう。