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大手キャリアのセット割りはトータルでは高い

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大手キャリアの通信料金はセット割りを適用すると安くなるという主張もあるがトータルでは高い。大手キャリアの通信料金は光通信や家族割りを使えば割引額は大きくなるかもしれない。しかし、光回線は2年くらいの縛り3,4台のスマホの契約、しかもpovoなどの20GBのプランは使えず、割高の携帯料金のプランしかない。大手はトータルではバカ高い料金になる。携帯で月に10GB未満しか使わないならIIJmioのような従量制プラン、通話のかけ放題も合わせるならRakuten mobileの方が大手キャリアより明確に安い。

大手キャリアだと割引なしで1GBでも3150~3980円(税込)くらい、5GBで5150~7480円など。電話のかけ放題を加えると1870円の加算。光セット割りが1回線あたり1100円くらいだ。光回線だと5720円くらい。

例えばドコモで5GBなら割引なしで1回線5150円。ドコモ光のセット割り1回線あたり1100円。ドコモ光が5720円(戸建)、2年縛り、電話料金含まず。

(5150-1100)×3 +5720  =  17870円 (月額、税込)

IIJmioで5GBを3回線だと1回線あたり1518円、エキサイトMEC光(戸建)だと4950円、縛りなし、電話料金含まず。

1518×3 + 4950  = 9508円 (月額、税込)

差額は17870- 9508 = 8362円(月額、税込)。大手の方はスマホ複数台と光回線のセット割りに加えて光回線の2年縛りまであるため縛りがかなりきつい。IIJmioとエキサイトMEC光の組み合わせだと縛りは全くない。

5GB以上使用のスマホ3台以上の契約に加えて光回線の契約でスマホ1台あたり1100円を割引くと聞くと安いと思うかもしれないが、そもそも大手キャリアの料金は基本料金ば格安SIMに比べてバカ高く設定されており、ぼったくりのような料金設定になっている。

大手の料金が高いのは店舗でテナント料や人件費がかかるからかもしれないが、ネットで調べれば対応できる人たちも多く、そういう人たちにとっては無駄に高いだけのサービスでしかない。大部分は10GB未満の利用者だから、そういう人たちは携帯回線の通信速度が格安SIMより速いとか対面でのサービスを受けたいなどの利点がなければ大手キャリアと契約するメリットはないかもしれない。


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