O 30代女性研究者は学生の頃から常態的に研究不正を繰り返した。その動機はいろいろあると思う。名声が欲しいから、研究で楽をしたいから、期待する結果が得られないから、予算や人事で有利になりたいから、それらが動機だ。
誰かの不正に影響されたり指示されたのか、それとも自発的に不正をするようになったのかは不明。ただ、これまでO 30代女性研究者が研究を行うとしばしば上の事を動機に研究不正を行ったのは確かだ。例えばある時はデータを使いまわした。それはたぶん期待する結果が得られなかったのか、研究で楽をしたかったのが動機だと思う。だから他の結果で代用したのだろう。
期待した結果が得られなかった時にデータを作って有利な結果を捏造した事もあった。これは名声を獲得し、予算や人事で有利になりたかったのだろう。O 30代女性研究者だけでなく、競争の中で厳しい状況に立たされている研究者はたくさんいる。そこでO 30代女性研究者のようにずるをして困難を解決しようとする人がいるのが現実だ。O 30代女性研究者は学生の時にそういう事を覚えて、博士を取得して某国立研究所で勤めた時も同じ考えで、しばしば不正を行ってきたのだろう。
若いO 30代女性研究者を指導する立場だった某有名大学や某国立研究所の職員はO 30代女性研究者をほぼ指導せず不正を続けさせてしまった。O 30代女性研究者は倫理意識が完全に欠如し、自分の利益のためには何をやってもいいと思って不正をやってしまう非常に悪質な人物になってしまって、大胆で非常に悪質な研究不正をやってしまった。
その結果周りに甚大な損害を与えた。
重要な事はO 30代女性研究者や某有名大学、某国立研究所と同じ状況の研究者や研究機関は他にたくさんあって、同じ原因で不正が続く事は十分あり得る事だ。研究は甘くなく、一般にとんとん拍子に進む事はない。予算や人事、業績審査のプレッシャーで苦しい思いをしている人はたくさんいる。研究機関も優れた業績を出さないと他の研究機関に予算をとられてしまう。そういう切羽詰まった状況は不正を誘発する。
O 30代女性研究者のようにずるをして困難を解決し、不正疑惑を指摘されたら某有名大学や某国立研究所のように疑惑の指摘を無視をしたり、規則を守らなかったり、でたらめで不公正な調査をやって不正を増長させる。
最近の科学技術白書では上で述べた事が一部不正の原因として言及されたが、某有名大学や某国立研究所のような不正に対する不公正な態度も原因であるのは間違いない。またそういう問題を省庁に指摘しても研究機関に丸投げしてしまって、何もしようとしなかった省庁にも原因がある。私は科学技術白書でその点が言及されていなかった事が残念だ。
O 30代女性研究者や某ビックラボの組織的研究不正の動機は現在の日本の学術の問題点を表している。現行のガイドラインは前に比べて少しマシになったと思うが、例えば研究機関の調査の公正さが担保される仕組みが不十分で、全体的にガイドラインは不十分なままだ。
それを改善し不正を実効的に取り締まる制度が必要だ。